「自分の気持ちを伝える」ことも大切な食経験
8月から、栄養士や調理師が、りす組さんと一緒に給食を食べながら、おかわりをよそったり、子どもたちとやりとりをしています。また、食べる様子を見守り、担任の保育士とも連携しながら、ひとりひとりの食への関心や意欲が高まるように関わっています。
りす組さんでは、おかわりをもらいに、自分でお椀を持ってくる姿が見られます。
自分の給食を食べ終えると、お肉のおかわりをとりにきてくれたSちゃん。お皿を持ってくるときもルンルンの様子でした。
Sちゃん「おかわり~」『どれを、おかわりしたいの?』Sちゃん「うーーん、おにく♪」と食べたいものを教えてくれる姿に、食への意欲や「自分でやってみたい」という気持ちの育ちを感じます。また席に戻るまでルンルンな様子がみられて、こちらも笑顔になりました。一方で、「これ、苦手」「残したい」と感じることもあります。
ある日、苦手なものがあったようで、手が止まってしまったお友達も見かけました。保育士が様子を見ながら「残したいときは、配膳のところにいる給食の先生に言いにいってみようね」と伝えると、私のところへ気持ちを伝えに来てくれました。「○○が苦手だったかな?」「にんじんはどう?」とやりとりをしながら、「次はちょっと少なめにしてみようか」と話しました。そのお友達の少しほっとしたような表情が印象に残っています。
「もっと食べたい」「これは苦手」自分の気持ちに気づき、言葉で伝えることも、大切な食経験のひとつです。 好き嫌いも成長の過程のひとつ。家では食べないものを保育園では食べたり、周りのお友だちにつられて挑戦してみたりすることもあります。一人ひとりのペースを大切にしながら、食べる楽しさや新しい味に出会う喜びを感じられるよう、給食室からも子どもたちの成長を支えていきたいと思います。 調理師 藤井



