夏の暑さが嘘のように朝夕は涼しくなり季節はすっかり秋に移り変わりましたね。そんなある日の夕方の出来事です。先生が「〇〇くんにこれ、どうぞできる？？」と声をかけると辺りを見回して持っていたおもちゃをその子に手渡していました。
次に「これをしょう先生にどうぞできる？」と声をかけると私のところへおもちゃを持って来てくれました。それを別の子も目で追っていて「しょう先生にどうぞ」のところで、2人で私のところへ飛び込んできました。また別の日に、食事までの時間を繋ぐため、みんなが踊ることができる、むすんでひらいてなどの曲をかけて踊っていました。すると、クラスの大半の子が体を揺らしたりきちんと手をグーパーさせたりしていました。この２つの出来事を通して、お友だちや先生、何の音楽がかかっていて何をするかなどを認識し始めているということがわかって来ました。この認知機能は五感を使って見たり聞いたりしたことを楽しみ、興味を持って触れていくことで発達していきます。今まで0歳のかわいい赤ちゃんという感じだった姿から、大人とのやりとりの練習を経て少しずつ成長し、お友だちとも上手に過ごしていけるようになります。一つ運動会という大きな行事が終わり、冬には生活発表会が控えています。その時には今とはまた少し成長した姿が見れることを期待しています。ひよこ組 一柳
