子どもたちが楽しんでいるおままごとコーナーに、7月頃、新しいお人形が3体仲間入りしました。最初の頃は、数の少ないお人形を「かして」「ぼくも!」と取り合う姿が見られたり、おんぶをしたり、洋服を脱がせたりと、それぞれが思い思いにお人形と関わって遊ぶ姿がありました。
それから約1か月が経ち、子どもたちの遊び方に大きな成長が見られるようになりました。最近では、友達と一緒に一つのお人形を囲み、役割を分担しながら遊ぶ姿が増えています。
ある日、Aちゃんがスプーンにおままごとの食べ物をのせ、「あーん」と優しくお人形に食べさせていました。すると、「Bくん、布団持ってきて〜!」と声をかけます。Bくんはその言葉を聞くと、布団を準備してそっとお人形のそばへ。Aちゃんがお世話をする様子を見守りながら、一緒に遊びを進めていました。その後は、「ママね」「パパね」と役を決め、お人形を寝かしつけたり、「しーっ、ねんねしてるよ」と優しく声をかけたりと、まるで本当の家族のようなやり取りが広がっていました。
3歳頃は、友達と言葉で思いを伝え合いながら、同じイメージを共有して遊ぶ力が育ってくる時期です。相手の気持ちを考えたり、自分の役割を理解したりする姿もごっこ遊びの中でたくさん見られるようになります。以前は一人ひとりがお人形と関わっていた遊びが今では友達と協力し、一つの物語を作りながら楽しめるようになり、子どもたちの成長を感じています。
これからも子どもたち一人ひとりの「やってみたい!」という気持ちを大切にしながら、友達との関わりの中で遊びがさらに広がっていく様子を温かく見守っていきたいと思います。

根岸


