木月ほほえみ保育園のブログ「そこはっ!ほほえみっ子」

自分でやりたい!!(1歳児クラス・すくすく組)

2025.10.31

今年も残すところ、2ヶ月となりました!!

2歳前後になると イヤイヤ期と一般的に言われる小さな反抗期が訪れます。
何でも 嫌!
大人は何を嫌がっているのか中々理解出来ず、とっても大変な時期ですが子ども達にとっては大切な自我の芽生えの始まりです。

本園では、日中布おむつで生活をしています。

布おむつの大切さは本来子どもの持っている感受性を活かし、赤ちゃんから周囲の大人への働きかけと、大人の応答という相互作用の中で、排泄の自立を促し支援しています。
私たち保育士はオムツを替えながら、子どもの気持ちに寄り添いながら、色々な言葉をかけています♪
「おしっこ出たね!気持ち悪いからオムツ替えようか?」
「綺麗になって 気持ち良いネ!」
段々気持ち良い顔、不快な顔で答えてくれるようになります。
そしてオムツが汚れると不快感を覚え、トイレでしようと思うようになり、一度成功すると自信がつきます。
オムツ離れも早いと思っています。

ある日、時よりトイレで排泄が成功するようになり、もう少しでオムツとれるかも?と思っていたA君が酷くオムツ交換を嫌がり「どうしたのかな?」と思っていると、担任が「もしかしたら私たちに替えてもらうんじゃなくて、自分でやりたいんじゃないのかな?」と考え、「自分で脱いでおトイレに行きたいの?」と聞くと「うん!」と答えました。
「そうだねー!自分でしたいよね!自分でしてみたら?」とA君の気持ちに寄り添って話すと、嬉しそうに新しい紙オムツを持ってトイレに向かいました。
そして自分でオムツを脱ぎ、便座に座り排泄が成功しました。
保育士みんなで拍手しながら「凄い!1人で出来たね!」と褒めると、とっても嬉しそうにしていました。
おトイレから戻ると、自分で紙オムツを得意げに履いていました。
自分でしようとする気持ちをこれからも大切にしていきたいものですネ!

出来る事が一つ増えたらまた次の目標が見つられるよう(例えば衣服が脱げる→トイレに行く→便座に座る→排泄が出来る→拭けるようになる)子ども達のやる気を大切に、出来たという喜びを大切に、寄り添う保育を心がけ日々過ごしていきたいと思っています。

関戸

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