木月ほほえみ保育園のブログ「そこはっ!ほほえみっ子」

子どもたちのPDCAサイクル(5歳児クラス・うきうき組)

2025.09.05

幼児組の室内には子どもたちが好きな遊びを選べるよういくつかのスペースがあり、レストランでは塗り絵やお絵描き、ブロックなど、椅子に座って遊ぶものがあります。その他にも絵本の場所やカプラ、ブロックの場所、そしてホールではボールで遊んだり運動遊びをしたり身体を動かして遊んでいます。
メインとなる遊びは内容を変えず、言い方によっては「ずっと同じ物」ですが、同じ物でも見方を変えれば新しい遊び方が見つかったり、好きな遊びを突き詰めていけるような環境になっています。

季節は夏になり、気温が高く熱中症の恐れがあるので戸外での活動が難しく、プールなどの夏の遊びや室内での遊びが中心となっていました。いつものように積み木を高く積み上げて遊ぶのびのび組(3歳児)の子やその横で動物園や街のような大きいものを作るうきうき組の子どもたちでしたが、「ピタゴラスイッチをやってみよう!」の一言で遊びがガラリと変わりました。

一人の子が積み木をドミノのように並べて遊び始めると近くにいた子がそれを見て真似をし、だんだん長いものを作り始めていました。始めは一人でしたが、「一緒にやろう?」の声掛けでどんどん人数が増え、みんなでやることで長く作れることや楽しさを共有できることに気づき、途中からは遊んでいた年長児全員で、力を合わせて作る姿が見られていました。

ある日のこと。他のグループがプールをしている時に、うきうき組の子が多く室内に残り遊んでいました。積み木で遊びたい子が多く、ホールは誰も使っていなかったので積み木やカプラをホールへ運び、広いホールでドミノを作り始めていました。途中で並べていたものが倒れてしまい、慌てて止めたりハプニングもありましたが、階段や滑り台のようなものがあったり楽しそうな仕掛けを作りようやく完成させ、みんなでカウントダウンをしてスタートの物を倒しました。

順調に倒れていくドミノ!でしたが、仕掛けのところで止まってしまったり近すぎて倒れない場所もあり、近くにいる子がそっと倒れなかった物を指で倒して最後まで倒し切ることができました!

長い時間をかけて作っていたのでこれで終わるんだなぁと様子を見ていると、子どもたちが集まり何かを話し始めました。よく聞いてみると、「なんで倒れなかったのかな?」「どうしたら倒れたのか?」「あそこは良かったね!」など反省や評価を口にしていました!そして、反省会?の後には「もう一回やってみよう!」と今話したことを踏まえてまた作り始めていました。

この場面を見た時に「あ、これPDCAサイクルだ」とふと思いました。誰に教わるでもなく遊びの中でそれに気づくなんて子どもの力はすごい物だと改めて感じることができました。
※PDCAサイクル
(Plan(計画)、Do(実行)、Check(測定・評価)、Action(対策・改善)の仮説・検証型プロセスを循環させ、マネジメントの品質を高めようという概念。)

子どもたちは遊びの中で工夫をしたり発見をしたりさまざまな気付きを得ることで柔軟な発想や考え方を獲得していきます。これからも友だちと楽しく遊びの中で成長していけるような保育をしていきたいと思います。

鈴木

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