毎年新しいお友だちが入園してきても、変わらずに大人気の玩具は沢山ありますが、中でも電車はいつの時代もTOP3に入るのではないでしょうか?
身近な公共機関でもある電車は、常に生活の一部ですよね。
いつ見ても気付けば「ガタンゴト〜ン」と自ら声に出して遊んでいる電車遊びも、言葉がまだ話せない時からペットボトルや積み木など、家庭にある身近な物を電車に見立て、見立て遊びとして始まった子も多いのではないでしょうか?
見立て遊びとは名前の通り、目の前にあるものを別のものに見立てて、想像しながら行う遊び方です。
実際にあるものを別のものに見立てているので、想像力を促すのにぴったりです。
はじめは電車から始まった見立て遊びも、隣においてある違う形の積み木などで駅が出来上がったたりと、子どもの想像力で遊びの世界が広がります。
見立て遊びがごっこ遊びへと移行に近づいてきた1歳児クラスのAくんは、昨年末頃(0歳児クラス終わり頃)から本格的に電車の玩具で遊び始めました。棚の上に電車を置いて走らせる様子を同じ目線で見ていたAくんも、お誕生日も過ぎて2歳になり、1台で走らせていた電車も、今では連結をして長い車両を走らせています。
遊び方も上手になっていたので、レールを準備したところ、とても上手に線路を作って走らせていました。
その後は車掌さんになりきっているAくんは「しゅっぱーーーーつ!」「あぶなぁい(下がってください)」のような言葉やジェスチャーを交えて遊び始めていました。
見立て遊びからごっこ遊びへと遊び方が移っていく様子が見られた時間だなと思いました。
見立て遊びが充実していると、次の遊び方が出てくるごっこ遊びや模倣遊びへの観察力・想像力がまた一段と豊かになるのだなぁと思います。見たて遊びで1人で遊んでいても、相手との対話をイメージ・想像しながら遊ぶことで、お友だちや家族と接するときの練習にもなります。ママはこう言う言ってるな、パパはこうしてるな…など、子どもたちの中でイメージが浮かびながら行う見た手遊びをよく見てみると、独り言のように話している会話で思わずふふっと笑ってしまうことがよくあります…
え?このただの◯△▢の積み木が、このただのペットボトルが〇〇に変わるなんて!!と、子どもたちの遊びの中にはいまだに発見がいっぱいあります。
ほんの少しの言葉や会話を聞き逃さず、その子が入り込んでいる見立て遊びを大切にしながら一人ひとりと関わっていきたいなと思いました。

石川


