木月ほほえみ保育園のブログ「そこはっ!ほほえみっ子」

ブロック遊びの良さ

2024.03.05

「先生見て見て~!お弁当箱出来たよ!」
「見て~!車出来たよ!」
「おうちが出来たよ!遊びに来てね♪」
これは同じブロックを使っている子どもたちそれぞれから出てきた言葉です。
同じブロック遊びをしながらも違う作品が出来上がり、一人ひとりが楽しみながら遊びこんでいます。
0歳児クラスから年長さんまで大好きなブロック遊び。一緒に作り始めると、大人もハマってしまいますよね♪

1歳児クラス低月齢児のAくんが「で~きた~♪」と言って見せてくれたのは、一本の棒の両側にタイヤをはめて作った「クルマ」。それを棚の上で走らせて楽しんでいました。
その後も同じような形のものを横に並べてみたり、走らせてみたり……と自分が作った車を見ては嬉しそうに微笑んでいました。

一方、お手伝い保育に来てくれていた年中組のBくんは、同じブロックを使っては立体的に車を作ったり、ロボットを作ったりと時間が経つにつれて様々な形に作り替えたりと、沢山のパーツを使用して、その作品を見せてくれました。

お兄さんが作り上げた作品を見て、憧れが大きくなると、自分からお兄さんへ「作って」とブロックを渡しに行く姿もあり、一緒に作ってくれたりと、やり取りも微笑ましく思います。

少しずつ自分でブロックをはめたり外したりするのが上手になり、しばらくするとパーツを増やして「ブーブー、できた!」と上手に作り上げて見せてくれました。

ブロック遊びはパズルやゲームのように正解は無く、自分で創造力・発想力を働かせ、オリジナリティ溢れた作品が出来上がることです。
一つの作品を作り上げたい。完成させた作品で遊びたい。という気持ちから、黙々と作り上げていく姿はとても凛々しく見えます。

保育園では年齢の違いで作品も大きく変わってくるので、ブロック遊びの他にも木の積み木・マグフォーマー・カプラなど、遊び方によって様々な形が出来上がる楽しいおもちゃもあります!

日々の子どもたちの遊びから、「次はどんなものが出来るかな?」と、ワクワクしながら作品作りを楽しんでいきたいと思います!

豊田

top