木月ほほえみ保育園のブログ「そこはっ!ほほえみっ子」

小さなモデル(0歳児クラス・よちよち組編)

2022.12.23

ある日の自由遊びの時間のことです。おままごとコーナーでは、食材の玩具をたくさん置いたお皿を並べてパーティーが開かれていたり、「いただきまーす」と手を合わせて見立て遊びを楽しんでいる姿が見られていました。
よちよち組のAちゃんもそのうちの一人で、よくおままごとコーナーでお料理したりお友だちとおままごとを楽しんでいます。
私も子どもたちの輪に入り一緒におままごとを楽しんでいたところ、ふとAちゃんが隅っこで静かに何かをしている事に気が付きました。

こちらには背中を向けていたので、パッと見では何をしているかわからずAちゃんの手元を覗き込むと、Aちゃんは犬のぬいぐるみの口元にコップを当て、飲み物を飲ませてあげていたのです!
その様子をじっと観察していると、近くにあった布おもちゃ(通常はぬいぐるみ用のお布団になったりするハンドタオルサイズのもの)を手に取り、犬の口元を拭いてあげていました。
さらによく観察すると、Aちゃんは犬のぬいぐるみをしっかりと座位の態勢に整えてあげていました。私はその様子に見覚えがあったので少し見て考え、すぐに数日前に、同じくおままごとが大好きなすくすく組のBちゃんが同じように遊んでいたことを思い出しました。

 

木月ほほえみ保育園では、0歳児と1歳児が同じフロアで一緒に生活する異年齢保育をしています。1歳児の姿を間近で見ている0歳児がお兄さん、お姉さんの真似をしたり、1歳児の子どもたちが0歳児の子どもたちを気にかけてくれたりという姿が、保育士から働きかけなくても見られることがあります。
一緒に生活していく中で、スプーン食べが出来る1歳児の姿を見て憧れを持ってスプーンを握りたくなったり、自分で靴を履こうとしている1歳児の姿を見て0歳児の子どもたちも挑戦してみるなど、異年齢保育ならではの子どもたちの姿がたくさんあります。
この日目にしたAちゃんの姿は、初めは普段食事の後に口の中をきれいにするために麦茶を飲んでいる習慣と保育士に口を拭いてもらっている習慣からきているものだと感じていましたが、すくすく組のBちゃんが同じように遊んでいた姿やその犬のぬいぐるみはBちゃんがよく使っているぬいぐるみであることから、Bちゃんの遊び方を見て真似した姿なのではないかと思いました。

よちよち組の子どもたちにとって、保育園での身近なモデルは一緒に過ごすすくすく組の子どもたちと私たち保育士です。

子どもたちの動き、大人の動き、それぞれじっくり観察し、吸収して、自分の成長へと繋げ私たちも驚くスピードで日々成長しています。
私たち保育士も、子どもたちの成長速度に置いて行かれないよう、また成長を見逃さないよう日々の保育を楽しみながら子どもたちと一緒に成長していきたいと思います。

平塚

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