小さなもみじの物語

2017 年 1 月 28 日 土曜日

 子どもたちの元気な声や挨拶と共に、新しい年がスタートしました。今年度も残り少ないですが、一日一日を大切に過ごしたいですね。今回は、ある日の給食の時間の出来事を紹介します。栄養士・調理師はお昼の給食の提供が終わると、幼児組さんと一緒に給食を食べます。私はいつものようにエプロンと三角巾をつけて、幼児さんのいる二階レストランへ行きました。するとAちゃんが「先生ここで食べて~」と声を掛けてくれました。「ありがとう、じゃあ今日はそこで給食食べるね!」ごはんを盛り付け、Aちゃんのいるテーブルへ向かいます。私が「いただきます」と言うと「どうぞ、召し上がれ~」一緒のテーブルにいる子どもたちの明るい声が返ってきました。楽しい給食の時間のスタートです!
「ごはんは誰が作ったの?」「野菜は誰が切ったのー?」「このサラダは誰が作ったの?」子どもたちは給食がどのように作られているのか興味津々です。「このお皿は誰が作ったのー?」こんなかわいい質問も飛んできました。楽しく会話をしながらの給食は、いつも以上に美味しく感じますね。そして食べ終わったときにBちゃんが声を掛けてくれました。「美味しかった!作ってくれてありがとう!」するとCちゃんも「美味しい給食ありがとう!」そしてAちゃんは「美味しかったー!おかわりしてくる!」みんなの美味しかったの声に胸がいっぱいになりました。「ありがとう、いっぱい食べてね。これから頑張って給食作るね!」わたしは子どもたちに感謝の気持ちを伝えました。
 誰かと共に食事をする、これを「共食」と言いますが、共食は最高のスパイスです。一人で食べるごはんは少し味気ないと感じることはありませんか?誰かと一緒に食べることで、ごはんがより美味しく感じられませんか?一緒に給食を食べながら、昨日の出来事や午前中は何をして遊んだか、今日の給食についてなど、たくさん会話をすることで楽しい給食の時間になります。またスプーンやフォーク、お箸の正しい持ち方を教えることもできます。先生が食事をしている姿は子どもたちの見本になるのです。
 近年、家族一緒に食卓を囲む機会が少なくなっているというニュースをよく耳にします。一緒に食べることで親子のコミュニケーションを図ることができます。食事の時間が楽しくなり、マナーが身に付いたり…良いことがいっぱいです!そして共食をすることは「作ってくれてありがとう」こんな素敵な言葉を掛けてくれる、子どもの心の成長にも繋がるのではないでしょうか。

 

島野 史歩

2017 年 1 月 21 日 土曜日

 初めての長いお休みを明けてから、子ども達はお休みの余韻に浸りつつ元気な姿が見らました。休み明けの子ども達は休み前より歩行がしっかりしたり、お話が上手になったりと新たな成長を見せてくれました。
 ある1日の出来事です。午後にAちゃんとBちゃんが自分で洋服を脱ごうと頭を通したり、手を自分で抜こうとしていました。Aちゃんはすぽっと脱げましたが、Bちゃんは頭に絡まったまま職員の近くに寄ってきて、取ってと言わんばかりに洋服を指していました。そして保育者の介助とともに脱ぎました。その日の夕方にA君は靴下を持って「アー」と履かせてと言うかの様に持ってきました。靴下を履かせようとした時に自分で靴下を取り、履こうとする姿が見られました。最終的には履かせたのですが、自らやろうとする意欲が出てきました。
 子ども達は着脱に興味が出てきたその要因の1つとして01歳児の異年齢保育があると思います。お兄さんお姉さんの着脱を行っている姿を見て良く観察していました。そして同じクラスの友達もやっている姿を見て更に意欲的になりました。これは模倣だと思います。模倣とは、見た事を真似て、模倣することが生きる為に必要な力を得る1つの方法です。模倣する力がないと集団生活の中で培う為の必要な力が身に付きにくい様で、模倣は生きていく上で大切な成長の1つと言われています。こうした能力は遊びや生活の中で、物事を良く見て真似して学んでいきます。
 子ども達の意欲が出てきたので、着脱を促す声掛けがより意欲的に行う事ができる様に午睡後に関わっていこうと思います。そして更に意欲を持たせて成長していくことが出来るように援助していこうと思います。

 

藤内 駿

2017 年 1 月 14 日 土曜日

 新しい年が始まりました。1月は徐々に移行も始まり、あひる組の子どもたちもりす組への一歩を踏み出す月です。少しずつお兄さん、お姉さんになっていく子どもたちの姿を見守りながら、楽しい一年にしていきたいと思っています。今年もよろしくお願いします。
 今回は、あひる組の子どもたちの外遊びのエピソード。あひる組の子どもたちは、外遊びが大好き♪園庭では寒さにも負けず、三輪車やお砂場、ボール遊びをしながら元気いっぱい走り回っています。ある日Aちゃんが、アスレチックの下に入り出られなくなって泣いていました。少ししゃがめばすぐに出られたのですが、泣きだしたAちゃんはどうしたら良いのかわからなくなってしまっていたようでした。ちょっと手助けをし、アスレチックの下から無事に出る事が出来たAちゃんに、「どうして泣いてるの?」と聞くと、「ボール欲しかったの」と教えてくれました。どうやらボールがアスレチックの下に行ってしまったので取りに行ったところ、出られなくなってしまい、更にボールまでどこかに行ってしまったようです。「そっか、ボール取りに行ってたんだね」と私とAちゃんが話していると、そっと傍に寄ってきたBくん。持っていたボールをポーンっとAちゃんに投げました。ボールはコロコロとAちゃんの元へ。最初はびっくりした様子でボールを見つめていたAちゃんでしたが、すぐにニコッと笑い、ボールを取って投げました。Bくんはボールを追いかけ、またAちゃんに。二人でキャッチボールを始めました。(まだまっすぐは投げられませんが)笑顔でボールを追いかける姿に、ほっこりすると共に、子どもの成長を目の当たりにした瞬間でした。
 子どもがお友だちと関わりを持って遊べるようになるには、「相手の気持ち」を考えたり、自分の気持ちを伝えたりすることが必要です。これは、何もないところからは生まれません。友だちとのおもちゃの取りあいや小さなケンカ・トラブルを経験する事で「自分の思い通りにならないこと」「おもちゃを取られたら悔しいこと」「貸してもらえたら嬉しいこと」等の気持ちを身を持って学び、相手の立場に立った考え方や思いやりの気持ちを知ることが出来るのです。今あひる組の子どもたちは、少しずつそんなお友だちとの関わりを学んでいます。
 また、お友だちと関わって遊べることの前段階には、「1人でじっくり遊べること」という段階が大事です。この段階にしっかり1人遊びが出来ることで、集中力や遊ぶ力を身に付けていくので、「うちの子、お友だちと遊んでないわ!!」なんて心配はしなくて大丈夫ですよ♪
 次は、どんな心のキャッチボールが見られるかな?楽しみです(*^_^*)

早野 恵美

2017 年 1 月 7 日 土曜日

 生活発表会・お正月と年末年始のイベントも過ぎ、移行の準備も始まっているりす組です。今年度のりす組では様々なゲームを取り入れているのですが、今回はみんな楽しんで行っているゲームを紹介します(∗•ω•∗)
 ○△□☆♡の図形をそれぞれ赤・青・黄色・緑・黒・白の6色で大小の大きさで作ったものがあります。例えば緑グループには緑色の図形を取ってきてもらい、赤グループには赤色の図形を…というように、自分たちの身近にある色をゲーム感覚で覚えてもらい、取りに行ってもらっています。まだ色が完璧に分かる年齢ではありませんが、みんな楽しんで探してきてくれています。
 少し難易度をあげると『物探しゲーム』と称して、『青色のおもちゃを探してきてね』や、『お部屋の中にある黄色いものを探してきてね』など子どもたちに伝えると、見事に青色の紐通しや青色のコップ、黄色いクレヨンや黄色タオルなどを持ってきてくれます。同じように遊び感覚で『肌着を持ってきて』や『ズボンを持ってきて』を今まで伝えてきたため、肌着とTシャツを間違えずに持ってきてくれる子が増えました。
 色彩や物の理解など、もちろん個人差はありますが、子どもの覚えようとする力はやはり凄いものだなと日々感じています。まだ色の区別がつかないと心配する事も多いかもしれませんが、保育園で行っている色ごとの片付けをご家庭でも取り入れてみたり、塗り絵をする時にお子さんと一緒に『これは赤色だね』など、声掛けを沢山しながら色を身近に感じられるようになると楽しんで覚えてくれるかもしれませんね。
 りす組さん今度は難易度をあげて…別の色ゲームに挑戦してみようかな…なんて考えています(*^_^*)


豊田幸代

□♡☆△○

2017 年 1 月 1 日 日曜日

 新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
 さて、新しい1年がスタートしましたね。どんな1年になるのか今からとてもわくわくしています。今日のお話は、12月の上旬の生活発表会のお話。幼児組では、劇、合奏、リトミックの3つのグループに分かれて、それぞれ好きなチームに入り、楽しみながら練習を重ねてきました。私はリトミック担当で、3,4,5歳児のこどもたちが大好きな曲と、ダンスが少し難しい曲を選び、楽しく伸び伸びと表現することを目標に頑張ってきました。最初は振りや出るタイミング、自分の立ち位置などを覚えるのに苦戦していた子どもたちも、2回の予行練習を経験し、見てもらうことの楽しさも味わいながら、本番に向けて気持ちを高めていきました。さぁいよいよ発表会当日。朝からわくわくドキドキの子どもたち。いよいよカーテンオープン!そーんな時に3歳児の子が、大号泣。もう一人の子はお顔を隠して動きません...ガーン...なんてこった!!!練習の時は楽しく踊っていたのに...結局最後まで踊ってくれることはありませんでした。
 保育の仕事について9年が経とうとしています。思い返すと、ありました、ありました。こんな経験。ステージのど真ん中で、10分間目を瞑り続けた強者もいました。理由を聞いてみると、恥ずかしかったからだそう。振り返ってみると、見事にみんな3歳児。これは偶然なのか? いやはやよく分かりません。ですが、そんな強者たちも、しっかり成長して次の年、また次の次の年には立派な姿を見せてくれました。
 大人だって、あんなに沢山のお客さんが居たらドキドキしてしまうもの。そう考えると、子どもたちの力ってすごいですね。せっかく練習してきたのだから、ベストの状態を見たい!と思うのが親心だと思いますが、今現在の子どもの様子を受け入れ、子どもたちが楽しみながら練習してきた過程にも注目して頂きたいと思います。「なんでやらなかったの?」と叱るのではなく、「頑張ったね!」ってハグしてあげて下さい。
 最初はただ音楽に合わせて自由に体を動かすことを楽しんできた子どもたちが、みんなと一緒に息を合わせようと頑張ってきたことが、きっと子どもたちの力になったことでしょう。今の子どもの表情を見てください。発表会前よりちょっぴりたくましくなっていませんか。
 ドキドして動くことができなかった発表会、それも良い経験。来年、再来年に期待しましょう!!! 

 

眞弓 知子