今年も暑い夏が訪れてきましたね。梅雨だと言うのに降雨は少なく、外で過ごすのが億劫になってしまう日差しが、燦々と照り続いていますね。そこで今回は日差しにも負けないくらい輝いていた、木月の子どもたちのちょっとしたお話しをご紹介したいと思います。蒸し暑いある日のことです。Tちゃんが大型遊具のロープで遊んでいる姿がありました。しかし、自力ではなかなか上に登ることが出来ずにいました。「先生、登りたい」とSOSが来るかなと思い少し近づいたところで様子を伺っていました。近くに行った時Tちゃんと目が合いましたが、それでもTちゃんは助けを求めずに自分の力だけで登ろうと一生懸命に脚を上げたり、跳ねたりと登ることだけを目指して挑戦し続けていました。そして遂に、ジャンプをすると同時に脚を黒い部分に引っ掛けることに成功をし、上に到達することが出来ました!そんなTちゃんの姿を見ていた他のお友だちも「私も登る!」と言い、Tちゃんと同じやり方で次々と上に登ることが出来ました。
その後も一緒に外遊びをして楽しむ姿を見ることができました。いかがだったでしょうか?子どもの挑戦する姿、想像をすると応援したくなりますね!今回のこの場面では挑戦していく姿、そしてそれによって得た成功を他者に示し、周囲を巻き込んでいく影響力。そんな子どもたちの姿を見ることができたんじゃないかと思います。子どもたちはこのように挑戦、成功、模倣をしていくことで自分自身を成長させていきます。挑戦することで積極的に取り組む意志を身につけ、成功は自信を養い、自己肯定感を身につけます。このように遊びや普段の生活の中には、たくさんの挑戦で溢れています。その挑戦の内容が大人からしたら大したことない、ちょっとしたものでも「挑戦をしたこと」をたくさん褒めてあげてください!可愛い子どもたちの挑戦する姿を見ながら、暑い日々にも挑んで行きましょう! フリー河合