小さなもみじの物語

2016 年 4 月 30 日 土曜日

 最近の幼児組では、廃材を使った制作が大人気‼ティシュ箱やトイレットペーパーの芯、画用紙の切れ端など、大人から見たらゴミとして扱う物でも子どもからしたらそうではなく、何にでも変身出来る魔法の箱、魔法の紙たちなのです‼例えば、A子ちゃんはティッシュ箱の中に自分のオリジナルのおみくじを入れて先生やお友だちの運勢を占っていたり(笑)Bくんはトイレットペーパーの芯に切れ目を入れ、繋げてロケットを作ったり、Cくん、Dくんは白い紙を四つ折りにし各面に自分たちで絵を描きオリジナルのゲームを作って楽しんでいます☆例をあげるとキリがない程子どもたちの創造力が表現されているのです。
 子どもは身近な物や遊具に興味を持って関わり、工夫して遊ぶことを楽しむようになります。さまざまな体験を通して豊かな創造力やひらめき、知識にとらわれない柔軟な発想ができるよう幼い頃から形のないもの、答えのないものに多く触れさせる機会をつくり、自らの手で試行錯誤して何かを生み出すことが大切です。
 これからも一人ひとりの子どもの連想やひらめきを大切にしながら遊びを通して子ども達の遊びや興味・関心が広がっていく活動を取り入れていきたいです☆

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 阿部 梨絵

2016 年 4 月 23 日 土曜日

 桜が美しく咲いて入園したひよこ組の子ども達は慣らし保育を終えようとしています。保育園に慣れようと日々頑張っています。そんな時のひよこ組さんでの出来事です。
 保護者の方が朝の支度が終わり受け渡し時の事です。Aちゃんは保育者の顔を見ようともせず、保護者の顔だけを見て不安そうにしていました。しかし、日数を重ねるごとに少しずつ保育者の顔を見れるようになってきました。他の子が遊んでいる楽しそうな雰囲気に、ドキドキしていたAちゃんも保育室に入ると保育者に抱っこされても大丈夫になってきました。ただし保育者と保護者のやり取りの間も、キョロキョロと周りの様子をうかがっていたり、保育者が子ども達に声を掛けている様子を観察したり、お友達の顔やお友達が遊んでいる姿をじーっと見ています。
 子ども達は新しい環境の中で、自分達にとって安全な人なのか?楽しい場所なのかを見極める為に観察しています。また子ども達にとって絶対的に信頼しているのは、保護者の方々です。その保護者の関わりを見て自分にとって、保護者の方と同じ様に信頼できるかどうなのか認識する為に観察しています。安全な人という認識をすると、自分の意思を少しずつ出せる様になってくると、警戒心が解けたサインなのです。
 私達保育者は1日でも早く、子ども達に慣れて頂き安心して生活していける様に取り組んでいます。その為にも、子ども達と良い信頼関係を1日でも早く築く様にしていきます。今は焦らず子ども達のペースに合わせていこうと思っています。
 これから1年間よろしくお願いします♪

藤内 駿

2016 年 4 月 16 日 土曜日

 新年度がスタートしました。10名の新しいお友だちを迎え、更にパワーアップしたあひる組の子どもたちです♪今年度もこれからどんな顔を見せてくれるのか、今から楽しみです!
 「これは??」最近のあひる組のお友だちの口癖です。先生を指さして「これは?」。お友だちを指さして「これは?」。絵本を見ながら「これは?」。子どもたちに聞かれるたびに、「めぐ先生。」「Aちゃん。」「救急車。」と答えていきます。子どもたちの質問に終わりはありません。一度答え終わっても、またもう一回同じ質問。更に、隣にいたお友だちからも同じ質問です。なかなか終わらない質問タイム。保護者の方もこんな経験があるのではないでしょうか?
 ある日のことです。いつものようにAちゃんからの質問タイム。絵本の飛行機を指さしながら「これは?」。私が答えようとすると、隣にいたBちゃんが「こーき!!(飛行機)」と教えてくれました。そんなBちゃんの答えに嬉しくなったAちゃんは、次々質問していきます。お友だちを指さしながら「これは?」「Cちゃん」「これは?」「てんてぃ(先生)」そして、自分を指さして「これは?」「Aちゃん!!」AちゃんとBちゃんの楽しそうな会話に、他のお友だちもどんどん集まり、みんなでお友だちの名前を次から次へと呼んでいました。
 言葉の蓄積は、ねんねの時期から始まっていると言われています。周りの大人たちが話している声掛けを吸収し、どんどん蓄積していきます。蓄積したものが発語としてあふれ出し、個人差はありますが1歳を過ぎると、意味のある単語が次第に増えていくようになります。そして、2歳代には、ずいぶんとおしゃべりが上手になるお子さんも多くなってきます。今のあひる組のお友だちは、まさにこの時期!!
 まだまだ明瞭な言葉を話す事は難しい時期。本人は「コップ」と言っていても「ポップ」と聞こえたり、何を伝えたいかわからなかったり。そんな時私たち保育士は、子どもの言葉を否定し直すのではなく、一度受け止めて正しい発音で伝えています。「そうだね、コップだね」というように。自分の話したことを認めてもらうことで、より話したいという気持ちを持ち、正しい発音を伝えられるような言葉かけを心がけています。
 たくさんの言葉のシャワーを浴び、どんどんおしゃべりになっていく子どもたちの様子を、今後も見守っていきたいと思います!!

 早野恵美

2016 年 4 月 9 日 土曜日

 これは、りす組になる少し前、3月の終わりころのお話です。
 Aちゃんは人見知りをしてしまう子で、同じ部屋にいてもなかなか担任以外の人とは関わろうとしない子でした。こちらから声をかけても、チラッとこちらを見て、そのままぷいーッとどこかへ行ってしまう。そんなことが私とは続いていました。Aちゃんの遊びの邪魔をしてしまってはならないと思い、私も少し声をかけるだけで、焦ることはないとも思い、それ以上は特にオムツ替えなど以外積極的にかかわろうとはしませんでした。
 3月の誕生会の日のことです。誕生会も終わり、外で遊んでいるとAちゃんが砂場で遊んでいました。特に声掛けなどもせずに見ていると「せんせ、これBちゃんとCちゃんとDちゃんのケーキなの」と言って見せてくれました。まさか!Aちゃんから声をかけてくれるとは思ってもみなかったので、若干アワアワしながら「そうなんだね、じゃ、みんなに声をかけてみようよ」と私が言うと、Aちゃんはお友だちを呼んできました。お友だちたちはそのことを理解して一緒に遊んだり、その場ですぐに違う遊びをし始めたりしていました。別の遊びをし始めても、Aちゃんは誕生会の主役だった子たちにケーキを渡すことが出来てご満悦の様子でした。
 この時期のお友だちは、はたから見ていると同じ遊びをしているように見えて、実は個人個人で全く別のことをして遊んでいるということがまだまだある年齢です。この時も同じ砂場で遊んでいても別のことをしていたり、同じ遊びをしていたり…。この時はAちゃんの目的は誕生会の主役の子たちにケーキを作ってあげること。私に知らせてくれた時点で達成感は感じていたと思いますが、そのことを知らせてくれたAちゃんの思いを受け止め、その先につなげてお友だちとのかかわりを作っていくことで“お友だちと一緒に遊ぶ“ということがどんどん深まっていきます。
 りす組になった今、このように少しずつ周囲のお友だちとのかかわりを楽しむことが、これからの生活で増えてくるかと思います。お友だちとのかかわりを通して楽しい思い出を増やしていけたらいいですね。

一柳 翔平

2016 年 4 月 2 日 土曜日

    何を言っても最初に「いやだ!」だったイヤイヤ期の頃から、少しずつ大人の言うことを理解できるようになったり、自分から何かができるようになったりしてきているうさぎ組さん。まだまだわがままも盛りだくさんですが、少しずつ社会性の芽生えも感じるようになっています。周りのことや、出来事なども「ちゃんと見ているんだなぁ」と思わせてくれることもあります。自分の言葉で表現できることが増えて、ときには周囲を和ませてくれるようなひとことを言ってくれたりもしているんではないでしょうか。
 1月から移行が始まりすっかり幼児組の仲間入りを果たし、自分たちで好きな遊びを見つけ楽しむようになっている子どもたち。制作コーナーではハサミやのりを自由に使い楽しむ子も少なくありません。ある日、Aちゃんの背中がふと目にとまりました。Aちゃんはすごい集中力で手を動かしながら紙を切っていました。りす組からハサミを制作で取り入れ少しずつ練習してきているので、手の動かし方や力のれ方は大分上手になってきています。しかし、ハサミを好きに使える喜びからなのか、ただただひたすら紙を細かく切り続けるAちゃん。そのそばで一つ上のきりん組のお姉さんたちも制作をして小物入れを作ったり鞄を作ったりしています。その姿を見て、ちょうど一年前はお姉さんたちもただただ紙を切って楽しんでいた様子が思い出されました。その次の日も、同じようにAちゃんはハサミで紙を切っていました。その隣では、お姉さんたちも制作をしています。Aちゃんはお姉さんたちの作ったものを見て、のりも持ってきて細かく切った紙をお姉さんに渡して「やって」とお願いし作ってもらったものを嬉しそうに持ち歩いていました。
嬉しそうなAちゃんの顔を見て、幼児組の異年齢保育ならではの光景だと思いました。きりん組のお姉さんたちも、今のぞう組の子どもたちにやってもらいながら少しずつ上手になっていき、下の子たちに教えて行けるようになってきたと思います。これは、遊びだけでなく保育園生活の中でも色々な場面でも行われていて、給食のときには配膳を行ってくれるお兄さんお姉さんの姿を見て、おままごとのごっこ遊びで楽しんだりなど、日々子どもたちの力は受け継がれているんだと思います。
 これから、1年後に、Aちゃんがどんなことを受け継ぎ、下の子にどんなことを教えてあげられるようになっているかとても楽しみです。

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蛭崎 晶弘