木月保育園のブログ「小さなもみじの物語」

「俺たちが整頓マイスター!」幼児組編

2024.04.29

いつのまにか園庭の桜は満開に見ごろを迎え、新しいクラスへ進級したみんなの気持ちを後押しするかのように温かい春の季節がやってきました。今日は子どもたちの気づきから生まれた素敵な思いやりのお話をしたいと思います。この春から晴れて年中児になったAくん。まだ年少児クラスだった3月の頃、幼児組ではお昼寝前の時間にお約束の時間まで「座って静かにに遊ぶこと」というお約束のもと、絵本を読んだり塗り絵を塗ったりして過ごす時間があります。給食のレストランが開くと1番にご飯を食べに行くほど食べることが大好きなAくんは仲良しのBくんと一緒に今日も1番乗りでご飯を食べて急いでお着替え。すぐにゾーンで絵本を読み始めました。いつもと変わらぬ姿にほっこりしながら見守っていると、険しい顔をして本棚の前に座るAくん。「読みたい絵本を悩んでいるのかな?」と思っていたその時。横や裏表、上下など乱雑に入れられてしまっている本を取り出し入れ直し始めました!その姿を見た瞬間に「すごい!!!ありがとう!!!」と声をかけたい気持ちを抑えて見守っていると仲良しのBくんもやってきて「こっちにはいるよ!」「ここいれて!」と協力してみるみるうちに本棚が綺麗になっていきました。

 

 

「気づいて直してくれたの?ありがとう。とっても嬉しいよ。」と気持ちを伝えるとAくんもBくんも誇らしげな笑顔に。「明日もやってくれたら嬉しいな〜」なんてつぶやいた私の言葉を覚えていたように次の日もまた次の日も綺麗にしては「さほ先生できたよ!!」と嬉しそうに満点の笑顔で報告してくれる毎日が続いています。次第に2人と仲の良いCくんも仲間に入り、新年度が始まった今となっては3人が【絵本の整頓マイスター】になって毎日本棚をピカピカにしてくれています。少しずつではありますが他のお友達も毎日の3人の姿を見て、お手伝いをしたり興味を示す姿が見られるようになりました。思いやりの輪が広がっていったことに毎日心があったまる瞬間です。大人が片付ければ済むことといえばそれまでですが、子どもたち自身が過ごす環境の中で「こうなったら気持ちよく過ごせるかな?」「こうしたらうまく行くかも?」と子どもたち同士で試行錯誤しながら解決していく力は、今後の人生にも大いに意味のあることだと感じています。たとえ些細なことでも相手のことを想いやり、行動できる人になってほしいという想いのもと、今後も思いやりの輪が広がる子どもたちの素敵な姿を見逃さずに過ごしていきたいです。幼児組 鎌田

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