木月保育園のブログ「小さなもみじの物語」

『3,4年後にはコマ達人!?』1歳児あひる組編

2024.04.08

新年度がスタートしましたね。今年度も子どもたち皆が明るく、楽しく、安心して過ごせるように努めたいと思います。1年間宜しくお願いいたします。今回は4月からあひる組さんになった子どもたちの新しい遊びを紹介したいと思います。それは「コマ」です。1歳児でも回しやすい形になっており、職員やお友だちが回している様子を見て、真似をして回して遊ぶようになってきました。

 

 

中でもAくんはコマを回すことがとても上手で、片手でコマをちょうど良い力加減で触ってくるくると上手にテーブルの上で回すことができます。2種類のコマを時間差で回すこともできるんですよ。現時点で凄い技が出来るAくんの3,4年後はコマ達人になっているのかな?期待をしてしまいます。さて、この「コマ遊び」ですが、木月保育園では幼児組になると本格的な木製のコマで遊ぶことができます。最初は指で回す「手回しコマ」で遊んでいるのですが、少しずつお兄さんお姉さんたちに教えて貰いながら紐を使って回すコマで遊び始めます。紐を使用するコマを連続3回回すことが出来ると自分だけのコマを貰うことができるので頑張って練習をし、自分専用のコマを貰うことが出来るとペンで自分の好きな色に塗ったりデコレーションをして、お友だちと投げゴマ(枠の中でお友だちと同じタイミングで投げて誰が1番長く回り続けるか競争する)や手の平などにコマを乗せる等の技を見せてくれるようになります。コマ遊びはお正月の遊びというイメージがありますが、子どもの発達に良い効果が期待できます。例えば、ボタン留めやお箸や鉛筆を使うことが苦手な子も、コマは指先や手首を使いながら紐を巻いて遊ぶ為、次第に手先が器用になるそうです。また、指先を使う遊びなので脳が活性化され、細かい作業を行う為集中力も養われると言われています。今後も、伝承遊びの一つであるコマ遊びで楽しみながら子供の発達を促していくことができればと思っています。1歳児あひる組 田所

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