木月保育園のブログ「小さなもみじの物語」

「身につく習慣」0歳児ひよこ組編

2024.03.25

朝晩、冷え込む日が続きますが、日中は春のぽかぽかとした暖かさを感じられることも多くなりました。ひよこ組の子どもたちが入園してもうすぐで一年が経とうとしています。ついこの間入園したと思えば、今では移行も終えて新しいお部屋で過ごしている子どもたち。一年の早さを感じます。今回は子どもたちの習慣のお話をしようと思います。朝おやつの出来事です。朝おやつの牛乳と白湯を飲み終えたAくんにウェットティッシュを渡して「お手てとお口拭こうね」と声を掛けるとしっかりと拭くことができていました。その後保育士がAくんのエプロンを取り、「お支度コーナーで待っててね」と声を掛けると椅子から降りたAくんは椅子を閉まったのです。まさか椅子を閉まうことを知っているとは思わず、驚いたと同時に移行前はあひる組も同じレストランで朝おやつを飲んだり、給食を食べていたのであひる組のお兄さんお姉さんが椅子を閉まっている姿を見ていたからなのではないかと思いました。Aくんは毎回椅子から降りたときに椅子を閉まっています。つまり、習慣になっているのです。

 

 

子どもたちがこういった習慣を身に付けるためには大人が見本となるよう当たり前に行ったり、子どもたちの意欲を奪わないよう先回りしない、同じ流れを習慣にするなどが大切になります。

 

 

子どもたちは玩具の写真が貼り付けてあるかごに写真と合っている玩具を片付けたり、靴を自分の下駄箱から持ってくる、閉まうことも行っています。まだ、間違えてしまうこともありますが、子どもたちの自分でやりたいという気持ちを大切にして、丁寧に伝えていき、来年度入園するお友だちのお手本ともなれたらいいな〜という期待を持ちつつ習慣になるよう日々保育を続けていきたいです。 ひよこ組 櫻井

 

top