小さなもみじの物語

2016 年 1 月 30 日 土曜日

 新しい年が始まり、あっという間に1ヶ月が経ちました。正月ですので木月保育園では毎年、地域の方をお招きして伝承遊びを行っています。
 伝承遊びは、子どもたちの遊び集団の中で年上の子から年下の年代へ代々伝えられてきました。単に遊び方を伝えるだけでなく、毎日遊び込む事によって習熟し、身につけた技や秘訣も伝承されてきました。
 伝承遊びの日、私は園庭で羽つきとわらべうたを担当しました。その中で皆さんもご存知の「花いちもんめ」をしていた時の事です。
「あの子が欲しい」「相談しよう」「そうしよう」のフレーズで仲間が増えたり、減ったりしていきます。片方のグループか勝ち続け、もう片方のグループはぞう組1人とうさぎ組2人になってしまいました。すると、次に相談していた時に人数の多い方のぞう組のA君から「Bくん(ぞう組)にしちゃうとうさぎ組の子だけになっちゃうからCちゃんにしよう」と提案がありました。他の子どもたちもそれを聞いて、A君の意見に賛成していました。B君がいなくなってしまうと、うさぎ組の子どもたちだけになってしまい困ってしまうと考えたのですね。
 伝承遊びは遊び方を伝承するだけでなく、心の伝承もされていくのだと感じた出来事でした。他にも花いちもんめには、仲間と相談する事を繰り返す中で「相手の話を聞く・受け入れる・協力する」という経験が出来ますまた、多くの友だちと手をつなぎ人との温もりを感じ友だちとの絆も深めていきます。
 伝承遊びを伝えて行く中で、遊びの伝承だけでなく子どもたちに必要な人との関わりや心の伝承も大切に出来たらいいなと思います。

中川智香子

2016 年 1 月 23 日 土曜日

 いよいよ今年度も残りわずかとなりました。一年本当にあっという間ですね。この一年を振り返ると子どもたちの成長のスピードに驚かされます。
 最近のひよこ組の子どもたちはお友達に対する関心が高まりお友達の名前を呼ぶ子も少しずつ出てきました。それと同時にお友達の「物」に対しての興味や関心も出てきて自分のものと友達の物の違いも分かるようになり始めました。ジャンパーや午睡のパジャマ袋は友達のものを分かっていて届けに行く姿も見られるようになりました!!
 先日、園庭で遊んでいたときの話です。Aちゃんが靴を持ってキョロキョロ周りを見ながら歩いていました。私と目が合うとその靴を渡しに来ました。その靴を見てみるとそれはBちゃんのものでした。どうやらAちゃんはBちゃんの靴が落ちていたから履かせてあげてほしいと私にアピールしている様子でした。私がBちゃんを探しているとそのことに気付いたAちゃんが私の手を引っ張り、Bちゃんのいるところへ連れて行ってくれました。私がBちゃんに靴を履かせてあげるとAちゃんは満足そうにしてまた遊び始めていました。このAちゃんの姿に私は感心してしまいました。それはまず、靴を見ただけでBちゃんの物だと分かったということ、私の動きを見てAちゃんを探していることに気付いたことです。そのことがすごいと思いました。
 子どもたちは本当によく周りを観察しています。周りを見ながら様々なことを吸収しています。友達の行動だけでなく持っているものまで見ています。まだ言葉で話せなくても子どもたちなりに見たことを覚えて考えて行動に移したり表現したりすることが出来るのだなと感じさせられました。
 子どもたちの観たり考えたりする力を育むために大切なことは大人がやってあげすぎないことだと思います。大人は1歩ひいたところから見ていて子ども自身が何か困っていたとしてもすぐに手を出さず少し見守ることで周りの友達が気付いて助けにいってくれたりします。ひよこ組の頃から大人が見守ることで小さな子どもたちでも様々な気付きが生まれます。私はそういった子どもの気付きを発見してどんどん褒めてあげたいと思っています。

広瀬 美穂

2016 年 1 月 16 日 土曜日

 楽しかった冬休みも終わり、保育園には子ども達の明るく元気な姿が見られます。この休みの間に子ども達が大きく成長した姿を実感しています。
 最近子ども達はエプロンを身に付け、袋の中に沢山の物を入れて、お部屋の中を歩き回りお買い物をしています。職員や友達の前に来て「いってきまーす」などと声を掛けて楽しくお出掛けをしています。少し歩くと今度は袋の中の食べ物をお皿やコップに入れて、トレーに乗せて「はい、どうぞ」と持ってきてくれます。園庭で遊ぶ時は砂場でも「今から○○作るからやろう」と声を掛け、友達と一緒に料理を作り始めます。作り終えると「はい、できたよ~」「どうぞ、食べて~」と作ってくれた物を見せにきてくれます♪
 子ども達は今まで一つ一つの遊びをしていましたが、遊びに連動性が出てきました。今まで真似をしながら遊ぶ事が多くありましたが、自分達の経験や出来る事が増えた事(成長)により遊びが発展しています。何かを別の物に見立てて遊ぶ事は非常に高い能力が必要となるので、子ども達の成長がとても感じることが出来ると思います。またこれからはりす組に移行の練習をする為に行くことも多くなり、りす組の玩具で遊び新たな遊びや経験をする事で更に遊びの幅も増え、移行後の子ども達の成長が楽しみになってきますね♪
 これからも子ども達の遊びが発展できる様に配慮していき、子ども達の成長を見守っていこうと思っています。

藤内 駿

2016 年 1 月 9 日 土曜日

 年が明けりす組の生活もあと3ヶ月になってきました。言葉も少しずつしっかりしてきて親子での会話も楽しめるようになってきているのではないでしょうか?
 つい先日こんな話を保護者の方から伺いました。保育園が終わり、家までの会話の中で「保育園楽しかった?今日は誰と遊んだの?」と母親が聞くと、「AちゃんとBくんとあそんだ。」と嬉しそうに話してくれたそうです。お友達とも一緒に遊べている様子を思い描く一場面だと思います。しかし、ここに出てくるAちゃんとBちゃんは必ずしも私たち大人の考えているような「お友だち」というわけではないこともあるんです。これは「平行遊び」と言って同じ遊びを隣で同じようにしているけれど、一つの共通の遊びで遊んでいるわけではなく、相手を意識せず一人でその遊びをしていることが多いのです。ままごとコーナーに数名で遊んでいることがありますが、みんな別々の場面を楽しんでいることもあります。もしくは、他の子が遊んでいるのをじっと見ている「傍観遊び」。また、黙々と自分の好きなことをやる「一人遊び(電車を寝転がりながら走らせている)」。どれも一人で遊んでいるのですが、これは「孤立」や「仲間はずれ」といったものではなく一人ひとりの発達段階をおっているということです。
 子どもの遊びは①傍観遊び②一人遊び③並行遊び④連合遊び(小さい集団で一緒に遊ぶ)⑤協同遊び(ルールに沿って大勢の友だちと遊ぶ)・・・の順に発達すると言われています。では傍観遊びや一人遊び・平行遊びの段階なのに、なぜ「お友だち」と認識されているのでしょうか。例えば「今日たまたま自分と同じブロックコーナーにいたAちゃん」とか、「給食の時自分の隣にいたBくん」など、「具体的なモノの共通点」がきっかけになって「お友だち」として名前を出すことがあるのです。そして、共通の好きな遊び子や気の合う子を見つけお互いを意識しながら「お友だち」として一緒に遊ぶという発達段階をりす組のみんなも進んでいくのです。
 子どもたちは成長をしていき成長が毎日続き、その隙間にイヤイヤ期やお友だちとの関わりがあります。また、トラブルを起こすこともあるかもしれません。保護者の方々と私たち保育士の前には毎日が驚きと発見で目を輝かせている子どもたちがいます。そんな子どもたちに何をしてあげることができるか、日々考えながらその時その時を大切にしていきたいですね。

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蛭崎 晶弘

2016 年 1 月 1 日 金曜日

 明けましておめでとうございます‼また新しい年がスタートしました。今年はどんな楽しいことが待っているのか楽しみですね♪
 そして今回は2015年私が一番嬉しかったエピソードを紹介したいと思います。12月は行事も多くその中でもビックイベントである生活発表会がありました。幼児組は普段行っている表現遊び(劇、合奏、リトミック)の中から自分のやりたいものを1つ選び3,4,5歳が合同で発表します。リトミックを担当していた私は、リトミックを選んでくれた21名の子どもたちと話し合いながら発表内容を決めていきました。始めは個々の温度差も大きく不安や心配も多かったのですが、年長さんがうまくリードし私がいなくても年少児をまとめ教えてくれたり、声をかけていてくれました。そんな頑張っている年長さんの姿を見てか気づけば皆で協力しながらリトミックを楽しんでいました。
 そして迎えた本番‼緊張の表情もありましたが、それぞれ今までやってきたことをだしきり最高の笑顔で終えることが出来ました♪子どもたちからは「リトミック楽しかったー」「もっと踊りたい」「またやろうね」と(*´︶`*)時には叱ったり、出来ないのかなと諦めようかと思った事もありましたが、子どもたちのやる気が他の子どもへと伝染し、気がつけば子どもたちの方から「CDかけて!」「これもあった方がいいよね」など自分たちから進んで練習を始めることもありました。
 この数ヵ月の間で子どもたちの繋がりが一段と強まりました。子ども同士が教え合うことで、やろう!という自発性もうまれ、すぐに飽きてしまっていた子どもの集中力も高まりました。子どもの力は本当にすごいと改めて感じる事が出来ました‼生活発表会が終わるとリトミックの子どもだけでなく幼児全体の子どもたちが踊りに夢中♡こんなに皆が楽しそうに踊ってくれて本当に本当に嬉しいです!どんどん広がり最後には園全体で踊れるようになるのも時間の問題かな?笑
 子どもは大人以上の先生になることが出来ます。そして子どもは真似をする天才です!子ども同士の繋がりを大切にしこれからも保育をしていきたいと思います。
 2016年も子どもたちの笑顔がたくさん見られる良い年になりますように(o´∀`o)

熊谷  直美