木月ほほえみ保育園のブログ「そこはっ!ほほえみっ子」

どれにしようかな?(0歳児1歳児クラス・よちよち組すくすく組編)

2021.03.19

お手伝い保育を通して関わることが今までよりも増えた乳児組と幼児組。

お兄さん・お姉さんたちの遊ぶ姿を見て、真似しながら遊ぶ姿が多く見られるようになりました。
今回は異年齢での関わりを通して、自分の意思を伝えようとしたり、お友だちと一緒に協力して遊んだりと少しずつ成長してきた乳児組のとっても可愛い姿をご覧ください!

 

園庭で幼児組と一緒に遊んでいた時のことです。

普段自分の水筒を持ち歩かない乳児にとって、園庭のテラスに置いてある幼児組の色とりどりな水筒たちは、すごく魅力的でした☆水筒を遠くから見ていたよちよち組のAちゃんは、お兄さん・お姉さんが遊びに行くとすぐさま寄って行き、水筒を持って「どれにしようかな〜?」とじっくりと見て悩みながら買い物みたいに選び始めました。

Aちゃんが選んでいる姿を見ていた、すくすく組のBちゃんも「あ、あるー!」と水筒のところにかけ寄ってきて「あれもいいな〜」「これもいいな〜」と水筒も持って、一つ一つをじっくりと見ながら楽しく選んでいる姿がありました!!

始めはAちゃんもBちゃんもバラバラに遊んでいましたが、遊んでいるうちに段々と距離が近くなっていき、同じような遊びをしてたこともあり、保育士が間に入らなくても子ども同士で自然と「なにがいい?」「どれにする?」とお店屋さんごっこのような、微笑ましいやりとりも見られました。

AちゃんとBちゃんが一生懸命選んでいる姿を見ていた、幼児組同士で「かわいいね~」「どれが気に入ったのかな?」と話し、自分たちの水筒を渡してあげて「こうやって持つんだよ」などと持ち方や蓋の開け方を教えてあげていました!

「触らないで」などの注意する言葉ではなく、きちんと乳児の子の気持ちを受け止めていたからこそ、この言葉が出てきたのですね♪

途中から「これも可愛いよ」「それはちょっと大きすぎるよ~」などと一緒に選びながら遊んでいる姿もありました。

 

保育士が子ども同士の関わりの間に入らなくても、自分たちで気持ちを伝えようとしたり、好きな遊びなどを通して他のお友だちと関わろうとします。特に乳児はまだ上手に言葉で気持ちを伝えることができないけれど、自分なり相手に伝えようと「貸して」「やだよ」「ありがとう」「ごめんね」など、手や体を使いながら頑張っています。

 

そんな子どもたちの姿を大切にし、すぐに間には入らずなるべく見守るようにしています。必要な時には間に入り、その都度友だちとの関わり方や気持ちの伝え方を伝えています。

移行し、ますます異年齢の関わりが増えていき、日々の生活の中で見たり・感じたりして学んでいき、また一つお兄さん・お姉さんになっていくのが楽しみですね☆彡

次はお友だちとのどんな遊びが見られるのかな〜??

幼児組   石川 ひとみ

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