木月ほほえみ保育園のブログ「そこはっ!ほほえみっ子」

言葉を発した、先にあるもの

2020.05.25

るんるん組(2歳児クラス)の生活が始まり、早いもので2ヶ月が経とうとしています。

今は、自宅保育にご協力頂いているご家庭が多く、少人数の登園となっていますが、すくすく組さん(1歳児クラス)と毎日元気に園庭を走り回っています。

 

そんな園庭で遊んでいたある日のことです。

AちゃんとBくんが何やらもめていました。

砂場でゼリーやアイスをそれぞれ作っていたAちゃんとBくん。砂が乾いていたので霧吹きを渡して見守っていると、Bくんが砂をいっぱい入れた容器とシャベルを持ってきて「ケーキ作ろう!」と誘うと、Aちゃんも霧吹きを持って「いいよ!Aちゃんがやるね!」と盛り上がっていました。

ところが、Aちゃんが霧吹きをかけるタイミングとBくんのかけてほしいタイミングが合わなかったのか、Bくんが「やめてー」と言い始め、それでもやり続けるAちゃんにBくんが「やらないでって言ってるじゃん!」と怒りました。するとAちゃんは悔しさから、Bくんの足にわざと砂をかけたりしました。

そこで、保育者がAちゃんに「お砂かけられるのはAちゃんもされたら嫌じゃない?Bくんがやらないでって言ってるよ。やってもいいか聞いてみたら?」と言い、Bくんには「やってほしいときに、Aちゃんにいいよって言ってあげたらいいんじゃない?」と伝えました。

様子を見ていると、AちゃんとBくんが「やっていい?」「いいよ!」「こうやってやろうかな」「すごいねー!お砂の色がかわったね!」「ケーキだね!」とお互いの言葉でやりとりをしながら遊んでいました。

 

 

今回、Aちゃんは保育者に促されて、Bくんに「やっていい?」と聞いていました。最初は自分の思い通りにはならなくて、Bくんにどう伝えたらよいのかわからず、砂をかけてしまったAちゃんですが、「やっていい?」と聞いたら「いいよ!」と答えてくれて、Bくんもさっきは出来なかったシャベルで砂を混ぜ、満足そうにしながら”ケーキをつくる”という2人の目的を達成することが出来ました。

 

言葉の語彙が増えたり、おしゃべりが上手になってきていても、お友だちとの遊びではまだまだトラブルはつきもの。

自我を通そうとしたり、うまく表現できない気持ちには、気持ちを受け止めてあげながら、こう言ってみたらどう?とちょっとした言葉を添えるようにしています。
お友だちに上手に言えた時は「ちゃんと言えたね。一緒に遊んだ方が楽しいよね。」と褒めてあげ「達成感」や「満足感」を味合わせてあげることで、お友だちとの関わり方がどんどん変わっていきます。

るんるん組では、すごいな!こんなこと言えるようになったんだね。ちゃんとおもちゃを貸してあげられるようになったんだね。と毎日発見がいっぱいです!!

 

 

私たち保育者の声に耳を傾けてくれる子どもたち。これからも、子どもたちの成長の手助けが少しでもできるよう、私たちがもっともっと子どもの声に耳を傾けながら、楽しさを共有できるように過ごしていきたいと思います。

 

 

るんるん組担任 堀米理奈

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