りす組では、1月から幼児クラスへの移行に向けた生活が少しずつ始まっています。新しい環境にドキドキしながらも、幼児クラスのお兄さん・お姉さんに憧れ目を輝かせる姿が見られるようになってきました。一人ひとりの気持ちに寄り添いながら、安心して次のステップへ進めるよう見守っています。今回は、そんな移行期を過ごすりす組で見られた、子どもたちの育ちが感じられるエピソードをお届けします。
この写真の子どもたち、何をしている場面だと思いますか?実は、毎月行っている身体測定を遊びの中で再現しているところです。木月保育園では身体測定のことを子どもたちに伝わりやすいよう「おおきくなったかな?」と呼んでいます。年明け最初の「おおきくなったかな?」を行った翌日のこと。遊びの中で、Aちゃんの「おおきくなってますね〜」という声が聞こえてきました。様子を見てみると、Bちゃんが壁に背中をぴったりとつけて立ち、Aちゃんはブロックを使って、身長計の頭に当てる部分を作って測っていました。「ここに立ってね」「おおきくなったかな?」普段、保育者が行っている声掛けをそのまま真似しながら自然と役割を分担し、やり取りを楽しむ姿が見られました。何をやっているのか聞いてみると「おおきくなったかなやってるの!これは測る三角のやつ!」と元気に答えてくれました。子どもたちは、日々の生活の中で経験したことを、遊びの中で繰り返し表現しながら、自分なりに理解を深めていきます。今回の姿からも、身体測定という経験が子どもたちの中にしっかりと残り、遊びへとつながっていることが感じられました。また、友だちと一緒に役割を分担しながら遊ぶ中で、相手の気持ちを感じ取ったり、言葉を交わしたりする姿も見られ、人と関わる力やコミュニケーション力の育ちも感じられます。身近な物を別のものに見立てて遊ぶ経験を通して、想像力や発想力を広げ、遊びを自分たちで発展させていく姿も見られました。このように、特別なルールや正解がなくても、子どもたちは遊びの中で多くのことを学び、育っていきます。移行期は心も大きく揺れ動く時期です。だからこそ、これまで積み重ねてきた生活や経験、一人ひとりのペースを大切にしながら、これからも安心して成長できる環境を整えていきたいと思います。りす組 清水



