木月保育園のブログ「小さなもみじの物語」

「そばで見て、まねして、やってみる」2歳児りす組編

2026.02.09

幼児組へ移行してから1ヶ月が経ち、りす組の子どもたちは、新しい環境の中で少しずつ幼児さんの生活に徐々に慣れながら過ごしています。最初は戸惑いが見られていた子どもたちも、一緒に過ごすお兄さん・お姉さんの姿に自然と目を向け、興味や憧れの気持ちを抱く様子が見られるようになってきました。

ある日のこと。幼児組で行われているお当番活動の様子を、少し離れた場所からじっと見つめているAくんの姿がありました。動きを一つひとつ追いながら、真剣な表情で見つめるその姿からは、「やってみたい」という気持ちが少しずつ育っていることが感じられました。


恐る恐る手を伸ばす姿も見られました。すると、一つ年上のお兄さんがそっとそばに来て、「こうやって触るんだよ」「やさしくね」と声を掛けながら、りす組の子どもたちの様子を見守ってくれました。相手の気持ちを感じ取りながら関わる姿に、温かさを感じる場面でした。

異年齢で過ごす環境の中では、年上の子どもが身近なモデルとなり、年下の子どもはその姿を見て学び、安心して新しいことに挑戦することができます。りす組の子どもたちにとっては、「見て学ぶ」「まねてやってみる」経験が次への一歩につながり、幼児組の子どもたちにとっては、相手を思いやりながら関わる中で、自分の役割や存在を感じる機会となっています。

子ども同士の関わりの中には、保育者があらかじめ意図していなくても生まれる学びや育ちがたくさんあります。異年齢で過ごす日常の中で、年上の子どもが相手を思いやりながら関わる姿や、その姿に憧れ、真似をしようとする年下の子どもの姿が見られました。こうした自然なやり取りを大切に受け止めながら、今後も子どもたちが互いに育ち合える環境づくりを続けていきたいと思います。 りす組 斉藤

 

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