木月保育園のブログ「小さなもみじの物語」

「友だちと関わる中から育つ力」2歳児りす組編

2023.04.05

新しい年度がスタートし、暖かな日差しが草木に降り注ぎ、春そのものが微笑んでいるようですね。子どもたちには様々な経験を通して一回りも二回りも大きく成長できるように見守っていきたいと思っています。1年間よろしくお願い致します。私自身久しぶりの持ち上がり担任なので昨年度からの発達をお話したいと思います。Aくんは大好きな電車や新幹線を見た時もお外に出ようと移動する時も給食で食べ始める時も話しかけるとお返事が「しゃ!」でした。

 

 

 

Aくんはお友だちのやっている事を一緒にやったり見たりする事はあまりなく自分がやりたい事を一生懸命遊ぶタイプでした。秋頃からAくんは段々Bくんの遊びに興味を持ち始め、Bくんの作った線路に電車を走らせたりしてもBくんは嬉しそうに一緒にやってくれるのでAくんはBくんと一緒にいる事が増えていきました。Bくんは月齢が高く、遊び方が上手でお友だちに混ざって遊んだり、お手伝い保育のお兄さん、お姉さんの真似をしたりして入園当初から遊ぶ事が出来ました。AくんはBくんが遊んでいる所に興味を持ち徐々に遊びに入る事が増えてきました。

 

 

 

靴を履けた順番で手を繋いでお散歩の時に、一緒に手を繋げたらAくんはすごく嬉しそうなお顔をして元気にお散歩に行けたり、そのお顔を見てBくんもにっこり笑顔になる事が保育の中で多くなってきました。AくんにとってBくんは段々一緒に遊べて楽しいお友だちになってきたのですね。その様子を見ていて二人の友だちの絆が段々できているんだなっと感じました。給食前に玄関の所で遊んでる時も2人は一緒に同じポーズをとって二人の世界で楽しんでいます!Bくんとの遊びを通して言葉も増え、最近では自分の靴の中敷のりんごの絵の柄を教えてくれたり、皆が楽しんでいる所に興味を持って仲間に入って遊んだり、友だちと線路を繋いで遊ぶ事が出来るようになり、沢山の刺激を受けて物の名前を教えてくれたり発語が増え私自身、びっくりする事が多くなっています。2歳児は、自分だけの世界から徐々に友達との関わりを増やしいていく時期です。 段々と周りをみることができるようになり、自分以外の人や生き物になりきって遊ぶごっこ遊びを楽しむ姿も出てきます。二人の関わりを見て、これからもどんどん出てくるりす組の子ども達同士が、絆を深め遊びを発展していく様子を楽しみに、育っていく姿を見守っていきたいと思います。りす組 齋藤

 

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