木月保育園のブログ「小さなもみじの物語」

「食育を通して感じた事」栄養士編

2023.01.30

私は、今年度から木月保育園の栄養士として働いております、狩野円(かりのつぶら)と申します。初めてブログを書くのでつたないところもあると思いますが、読んでいただけると幸いです。私は普段給食を作ったり、食育指導をしたり、給食だよりの作成などをしていますが、その中でも直接子どもたちと接する食育についてご紹介します。今年度は、大豆や水分補給、カルシウム、お魚、お米などについて食育指導をしています。秋に行ったお魚の回では、例年秋が旬のさんまを紹介しているのですが、さんまが不漁だったためあじで代用しました。日本の海で獲れるお魚の種類やどんなお魚を知っているか質問したり、お魚の栄養などについて伝えたりした後に幼児組さんの前で実際にあじの三枚おろしをしました。

 

 

 

 

生でお魚が捌かれていくところをなかなか見る機会がないと思うので、興味津々で見てくれていました。捌いている最中も「わ、血だ、赤いね。」「かわいそう。」など見たまま思ったことを発言してくれ、おろすまえのあじと三枚におろしたあじを比較して触ってもらうと「目の所ぷにぷにしている。」、鱗を触って「ざらざらしている。」、身を触って「つるつるしている。」、骨を触って「ごつごつしていて痛いね。」など思い思いの感想を伝えてくれました。食育を通して感じたことは、どんなお魚を知っている?と質問した時にさんまやあじ、ぶり、サーモンなど知っているお魚を教えてくれて子どもたちがどのくらい物事を理解しているか私自身あまり理解していなかったので実際に食育指導で直接子どもたちと接してみて自分が思っている以上に子どもたちは、魚の種類に関わらず色々なことをたくさん知っていたり、大人が考えないことをして見せたりするので、逆にこちら側が勉強になることがたくさんあったことです。子どもたちはとても素直なので食育指導に行くとその日の給食をたくさん食べてくれたり、私の名前を覚えてくれて「狩野先生、今日のごはん美味しかったよ。」と会ったときに給食の感想を伝えてくれるようになったりして食育指導していてよかったと思うことがたくさんありました。なので、保育園にいるときから食育指導を通して少しでも子どもたちの食への意欲が高まるといいなと思い、これからも食育指導などしていきたいなと思っています。栄養士 狩野

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