木月保育園のブログ「小さなもみじの物語」

「 見えない力 」(0歳児ひよこ組編)

2014.10.25

 入園して半年が経ちました。この半年で、子ども達は様々な事を知り、学び、経験をしてきました。今までは保育士が片づけをしている姿をただ見ていただけだったのですが、「おかたづけ~♪おかたづけ~♪」と、歌を歌い始めると「ないない」と言いながら、玩具を箱の中にいれてくれるようにもなりました♪そして、「○○ちゃんすごーい!!」と。拍手をすると子ども達も一緒に拍手をしてくれます☆☆今までは保育士が見本となって取り組んできていたことが、自然と身についてきている様子が伺えます。
 子ども達の成長は、興味のある玩具からも見つけることができます♪今までは、手触り・音などに興味を持ち、様々な物を触ったり、噛んだり、鳴らしたりしていましたが、最近の子ども達のブームは絵本です!絵本は、子ども達の想像する力を育ててくれ、絵本によっては「水、じゃーじゃー」「ねこ、にゃんにゃん」など、物と音・泣き声を繋ぎ合わせて楽しむ絵本があります。子ども達の中には、絵本の中の動物の鳴き声を見て、「にゃんにゃん!」と教えてくれ、園外に出たときに実際の猫を見て「ねこさんだね」と教えると、「にゃんにゃん!」と絵本の中の動物ときちんと結び付けて楽しんでいる子もいます。
 言葉を覚え始めた子ども達は、大人が発する言葉にとても興味を持ち、耳で聞きながら自分で声に出しながら、楽しく言葉の意味なども覚えていきます。あまり言葉を発していない時期の子どもでも、目には見えませんが、言葉を発する準備をしているのですね。何も出来ないと思われていますが、この時期こそ、絵本を読み聞かせてあげたり、話し掛けをしてあげることが大切ですね☆

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伊藤 翠

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