木月保育園のブログ「小さなもみじの物語」

「言葉の成長」(1歳児あひる組編)

2014.10.18

 最近の1歳児クラスの子どもたちは言葉が盛んに出てくる様になりました。お友達や職員の名前を呼べるようになった子もいます。呼べるようになった喜びから何度も呼んでは嬉しそうに微笑む姿も見られます。
 1歳児クラスは一番言語面の成長が見られる時期だと思います。しかし言語面の成長は個々によってペースが違います。月齢や発達によって成長に個人差があるので、よく話せる子もいれば喃語で話している子もいる時期です。
 Aちゃんは春頃まだ言葉がまだ出ず、何か伝えたいことがあるときには泣いて訴えていました。夏頃Aちゃんは型はめブロックに興味を持ち始めました。興味を持ったものの、なかなか型はめブロックの蓋が自分で開けられませんでした。開けたいときには職員の方を向いて「あー!あー!」と叫んで訴えていました。そんなとき私はすぐに蓋をあけてあげるのではなく「そういう時はあけてって言うんだよ」と話しをしながら開けていました。そんなやりとりを繰り返していくうちに最近自ら「開けてー」と言って言葉で伝えられるようになりました!言葉はそうやって遊びや人との関わりを通じで覚えていくものだと思います。
 1歳児になると自分のやりたいことや思いを表情や行動で伝えられるようになります。それが出来るようになったら次は少しずつ言葉で伝えることが出来るように私たち職員は遊びや関わりを通して子どもの気持ちを代弁することを繰り返し行っています。
 時々保護者の方に「うちの子言葉が遅いんですが大丈夫でしょうか?」と聞かれます。その子その子の成長のペースがあるので焦ることはないと思います。保育園ではお友達が喋っているのを見たり聞いたりすることも刺激になっています。これから少しずつ言葉が増えていきます。ゆっくり成長を見守っていきたいですね。私も今後子どもたちからどんな言葉やお話しが聞けるか楽しみです!

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広瀬 美穂

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