木月保育園のブログ「小さなもみじの物語」

「ぽ~となったらかわりましょ ぽっぽ~♪♪」幼児組編

2026.06.29

幼児組では季節の食材に触れて欲しいと思い、梅シロップ作りを行いました。そして、毎日子どもたちが梅シロップを転がして完成を待ち侘びています。そんな、梅シロップを転がしている時の出来事です。

「梅シロップやる~!」

今日も子どもたちの元気のよい声が聞こえてきました。梅シロップの容器が運ばれると、梅シロップを転がそうと人気ラーメン店並みの行列ができます。ただ、梅シロップの容器は2つしかないので、子どもたちは順番に転がし次のお友だちに代わっていきます。この日はAくんから「30回転がしたら交代だよ」そんな提案があり、子どもたちで【30回転がしたら代わる】というルールを決めて行っていきました。

「1,2,3,4、…」待っている子も一緒に数を数えながら自分の順番を待ちます。しかし、Bくんが「まだ転がしたい!」という声が。30回超えて転がしても次の子に変わろうとしない姿がありました。『さぁ子どもたちはどうするのか…?(先生の心の声)』そんなことを思いながら近くで見守っていると、「早く代わってよ」「30回超えたよ」子どもたちからBくんに対して意見が飛び交ってきました。『そろそろ声をかけようか』と思ったその時…!

「おまけのおまけの汽車ぽっぽ ぽ~となったら代わりましょ ぽっぽ~」と、Aちゃんから聞き覚えのフレーズが。そう、絵本「のんたんぶらんこのせて」(偕成社)に出てくるフレーズでした。すると、それまで順番をかわろうとしなかったBくんが「ぽっぽ~」と言い出し、笑顔で次の友達に変わろうとする姿が見られたのです。『すごい!魔法のフレーズだ…』そのフレーズに関心すると同時に「代わって!」と強く要求するのではなく、遊びの中で親しみのある言葉を用いて解決しようとするAちゃんの姿にも関心しました。

皆さんも聞いたことがあるフレーズだったのではないでしょうか?このフレーズは日本子守唄協会のwebサイトにも掲載があり、昔から存在するフレーズで親から子へ伝わったり、保育園や幼稚園で絵本を見た子どもたちが覚えていったりしたと言われています。楽しみながら順番を代わる、梅シロップ作りや絵本のフレーズから大切なことを学んだような気がします。子どもたちも私も。幼児組 白木

 

top