木月保育園のブログ「小さなもみじの物語」

「『大好き!』『わたしも!』」(0歳児ひよこ組編)

2017.10.20

   ひよこ組は半年が経ち、子どもたち同士の関係性も変化してきました。
   入園当初からAちゃんは、Bちゃんのことが気になるのか近くに行って頭や耳を触っていました。Bちゃんは、Aちゃんよりも低月齢で、とても体の触り心地が良く、そのようなところからもAちゃんはBちゃんに親しみを持っていたのかもしれません。
  Bちゃんは、Aちゃんが近くに来て、頭や耳を触ってくることに、初めは「なんだろう…?」と何もわからないところから始まり、たまに「やめて!」と払いのけるような姿が見られる時期もありました。しかし、最近気づくとBちゃんからAちゃんの近くに行って一緒に笑いあっているではありませんか!
  ここ1ヶ月では、2人で追いかけっこをしたり、一緒に向き合って体を揺らしたりと、とても仲の良い様子が見られています。どうやらBちゃんも、Aちゃんのことが好きになってきたようです…!Aちゃんは、高月齢児の中でも、音楽に合わせて体を動かしたり、走ったり色々ななところを登ってみたり…とよく体を動かす子なので、BちゃんはAちゃんの簡単な体を動かす遊びを真似をしているような感じです。AちゃんはBちゃんが自分と一緒に遊んでくれるのが楽しいという気持ちと、自分より動けないBちゃんを待ってあげて気遣いながら一緒に遊んでいるような様子でした!
  更に先日は、頭をぶつけ合っていたので、何をしているのかと思い近くに行ってみると… おでこをお互いにくっつけあってニコニコ笑いあっていましたー!とても可愛く微笑ましい姿でした!!!
   子どもたちは0歳児でも、自分よりできることがある友達に憧れたり、自分より小さな子を気遣って一緒に遊ぶことができます。また、子どもたち同士の中では、年や月齢が少し上のお兄さんお姉さんという存在は、憧れると同時に大人よりも身近で、自分もやってみよう!という意欲を引き出しやすくなります。
  ひよこ組では、友達同士の関わりの中で、物の貸し借りも「かーしーてー」と手振りや自分なりに声を発しながら、友達とやりとりをしようとする姿も見られるようになってきました。子どもたち同士が、よりお互いに良い関係を作っていけるように、関わり方を伝えたり、関わりが増えるような遊びを取り入れていきたいです。また、お互いに刺激し合いながら、自発的に成長する心も同時に育てていけるよう、心がけていきます!
 

落合 みお

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