木月保育園のブログ「小さなもみじの物語」

「思いやりの気持ち」2歳児りす組編

2024.06.10

りすぐみの生活が始まり1ヶ月がたとうとしています。4月当初は『あひるぐみさん〜』の掛け声に返事をしていた子どもたちも今ではすっかりりすぐみさんと認識しながら生活しています。ある日お散歩の準備をしている時、靴がうまく履けずに困っているAくん。保育士が声をかける前にさっとAくんの靴を履くお手伝いをしてくれたBくん。靴が履けるとAくんも照れながら『ありがとう!』と伝えていました。他にもお友達が、困っていると『大丈夫?』と声をかけたり、鼻水がでてしまったお友達へティッシュをかわりに取りに行ったりと、子どもたちと過ごす中でたくさんの優しさや思いやりの気持ちをもつ姿が見られます。日々子どもたちの優しさに触れ、思いやりの気持ちをこれからも大切にしていきたいなと思います。相手の気持ちを考える『思いやり』の心とは、3つの要素が合わさって生まれます。ただ相手の気持ちを考えるだけではなく、さまざまな感情を考えられるのが大きな特徴です。

①相手の気持ちを想像する、感じとる

相手の気持ちを想像したり、感じ取ったりするのは、思いやりの心を育む大切な要素です。思いやりとは『共感性』。相手の気持ちを想像することで、共感力が形成されていきます。たとえば、お友達の悲しそうな様子を見て、「なにか悲しいことがあったのかな」と想像したり、優しく話しかけたり、なぐさめたりすることがあります。これが、思いやりの心を構成するきっかけになることが多いです。

②自分と相手は違う感情をもつと理解する

人間関係を築きはじめたばかりの幼い子どもは、「こう考えているのは自分も相手も同じ」と考えてしまいますが、少しずつ思いやりの心が形成されていくにつれて「自分と相手が同じ考えとは限らない」ということを学習します。
「自分はおままごとで遊びたいけれど、あの子は別の遊びがしたがっている」と理解できるようになり、自分がしたいことを無理やり相手に押しつけないのも、思いやりの心を形成する要素です。

③いろいろな感情があることを知る

感情にもいろいろな種類があることを認識するのも、思いやりの心を形成する大きな要素です。ポジティブな感情だけではなく、悲しい・怖い・痛い・怒りといったネガティブな感情も、子どものうちから自然に表れてきます。いろいろな感情を自分で認識できるようになれば、相手の気持ちをより的確に想像できるようになります。相手がポジティブな理由で笑っていれば自分も一緒に喜び、相手が悲しんでいれば優しく寄りそったり、なぐさめたりできます。

2歳児クラスの子どもたちは幼児期に向けて、身体はもちろん心の成長が特に発達する時期です。子どもたちと関わるなかで、私たち大人が手本となり、子どもたちに思いやりの心が自然と芽生えるようこれからも見守っていきたいと思います。りす組 百々

 

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