木月保育園のブログ「小さなもみじの物語」

「最後はいくつ」給食編

2024.02.05

ある日のお昼の時間の事です。ぞう組さん4人組が座っているテーブルが空いていたので、一緒に給食を食べさせてもらうことにしました。普段のお昼の時間のように、同じテーブルに座るお友だち同士、お話ししながら給食を食べているという、いつもと変わらぬ風景でしたが、なんだかとても盛り上がっていました。何の話をしてこんなに盛り上がっているんだろう?と耳を傾けてみると、『100!』や『200!』など、それぞれが数字を答えています。物の数のお話をしているのかな?と思うと、それは関係なく、どうやら自分たちが知っている数字を、お友だち同士で競い合って答えていたようでした。気が付くと、数字の単位はあっという間に100単位を超えていて、『1000!』や『3000!』、『1億!』など、こちらがびっくりするくらいの数へと、増え上がって行きました。競いながら数が増えていく様子は、まるでここがオークション会場と化したかのようでした(笑)。単位が『億』を超えたあたりで、子どもたちが知っている数字も底を尽きてきたようで、だんだんと出て来なくなりました。すると、その中の一人のA君が、『先生、一番最後の数字っていくつになるの?』と聞いてきました。言われてみれば、確かに…。数字は足せば足すほど増やすことが出来るため、『数を足していけば、ずっと続いていくんじゃないかな?だから、一番最後の数字はないかも知れないね。』と答えました。『そっか〜、続いていくんだ。』とA君。話していく中でたまたま出てきた疑問だったようですが、何となく納得した様子で、デザートを食べ始めました。(こんな風に答えたものの、大丈夫かなと調べてみると、数字は無限に大きなものが存在するため、一番大きい数字や、終わりの数字は無いそうです。)子どもたちと話していると、こちらがハッとさせられる機会が多くあります。改めて、子どもたちの世界の中では、毎日が疑問と発見で溢れているのだなと感じました。『何で?』、『どうして?』の知的好奇心を大切に受け止められるようにしていきたいです。栄養士 東

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