木月保育園のブログ「小さなもみじの物語」

「自分でできるよ」1歳児あひる組編

2021.01.11

年も明け、あひるぐみの子どもたちも自分で出来ることが少しずつ増えてきました。その中でも今は特にジャンパーの着脱に意欲的なあひるぐみの子どもたち。この時期だけ着るジャンパーは特別感があるようで、ジャンパーを着る時間は『これ僕のー!』『私の見てー!』と嬉しそうに毎回ジャンパーを見せあっています。袖を通して1人で着ることはまだ難しいため、あひるぐみではジャンパーの着方は、ジャンパーを前開きにして首元を手前に置き、両腕を袖に通して被るようにジャンパーをきています。子どもたちも『くるりんぱ』といいながら、1人で着る練習を行っています。1人で着ることができたお友達は、まわりのお友達のお手伝いもしてくれています。お手伝いをしてもらった子も、お友達に手伝ってもらうと、喜びながらもう一度自分でジップを上げなおしたりと1人でやってみよう!とする姿も見られます。保育園では、お友達と一緒に生活する中で、共に頑張る姿も多く見られますが、ご家庭でのお話しを聞くと、『やって!』『できない!』と中々1人で着脱ができない。とのお話しもお聞きします。

普段のあひる組の様子をお伝えしたいと思います。あひる組では、着脱の始めはズボンの練習を行っています。ズボンはウエストがゴムのものが子どもたちも1人で履きやすいのでおすすめです!ズボンを履く時は、床に座って履くよりか、少し高さのある台や椅子に座って履く方が履きやすい為、あひるぐみでは台に座ってズボンを履く練習を行っています。ズボンは片方に両足をつっこんでしまったり、始めはとても難しいですよね。1人で履くまでに時間はかかってしまいますが、すぐに手伝ってしまうのではなく、上手に出来なくても自分で行おうとする意欲が見られた時には、たくさん褒め見守っています。発達に合わせて少しずつ援助を減らしていき、まずは自分でやった!という達成感を感じられるようにして関わることが大切です。ズボンを1人で履けるようになったら、その次は上着、ボタンなど、お子さんと一緒に目標をたてながら無理なく進めていけたらいいですね。保育園でも子どもたちの発達にあわせながら無理なくこれからも楽しく着脱ができるよう関わっていきたいと思います。

あひる組 百々 麻美

 

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