木月保育園のブログ「小さなもみじの物語」

「縁の下の力持ちは??」0歳児ひよこ組編

2020.09.21

最初は恐る恐る手を入れていた水遊びも、今ではダイナミックに遊ぶようになりました。まだ、日中は夏と変わらないような暑い日もありますが、元気いっぱいに遊ぶひよこ組さんと、小さい先生のお話をしたいと思います。

木月保育園では、赤ちゃんのお世話をしたり、一緒に遊びたい幼児さんが関わりたいクラスのお手伝いきて関わる時間を設けていてその時間を「お手伝い保育」と呼んでいます。実は乳児クラスのお友達はお手伝い保育に来てくれるお兄さんお姉さんたちが大好きなんです。ひよこ組さんもお手伝い保育のお兄さんお姉さん達が大好きなんで、絵本の大好きなひよこ組さんは、お手伝い保育にきてくれるお兄さんお姉さんをみると、読んで読んでと絵本を持って行ったり、一緒にわらべ歌をうたってして遊んでくれたり、おもちゃを取ってくれたりするのでいつも大喜びです。

 

 

 

 

 

 

 

今回は、ある日の事をご紹介したいと思います。お昼ご飯の後にお部屋に戻ってくると、まだ食べたかったのか、レストランに行きたかったのか、Aちゃんが泣いていました。保育士が声をかけても泣き止まず、抱っこしてもなんだか不満そうに泣き続けていました。そこへ、お手伝い保育に来てくれていた年長クラスのCちゃんが登場!CちゃんがAちゃんに向かって、「いないいないばあ!」をするとなんと…ビックリ!一瞬でケラケラ笑い出しましたのです。AちゃんはCちゃんに絵本を持って行って「読んで〜」とお願いしに行きます。さらに自分からCちゃんの足の真ん中に座って一緒に遊んでとばかりに甘えていました。大人の私たちがどう声かけても、切り替えが出来なかったのに、魔法のように笑顔にできちゃうお手伝い保育に来ていたお姉さんお兄さんの小さい先生たち。こんな様子が日常茶飯事なのでひよこ組の子どもたちは、小さい先生のことが大好き。きてくれると目をキラキラさせて遊んでもらっています。小さい先生たちは、遊び方も上手なのでひよこ組の子どもたちに丁寧に遊び方を教えてくれています。なので、さっきまで出来なかったことが、出来る様になっていたりと驚かされることがあります。大人と子どもよりも、子どもと子どものほうがお互いに良い刺激になっていることもあります。小さい先生とひよこ組の子どもたちを少し遠くから見ていると、こうしていろんなことを学んで、いろんなことを考えて、成長しているんだなと気付かされることが沢山あります。

ひよこ組の子どもたちの成長の、縁の下の力持ちの正体は、小さい先生でした!これからも、小さい先生とひよこ組の子どもたちの成長を見守っていきたいと思います。ひよこ組 村田 碧

 

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