木月保育園のブログ「小さなもみじの物語」

「中間管理クラス あひる組」(1歳児あひる組編)

2019.01.19

 最近のあひる組のお友だちは午後の時間の過ごし方がそれぞれ違います。おやつはお昼寝から起きた子から順番に食べていきます。その時、ひよこ組のお友だちも起きた順番に席に座っていくのであひる組さんだけのテーブルもあれば、ひよこと混合のテーブルもできます。すると、自然とひよこの子を優しくテーブルまでエスコートしてあげたり、エプロンをやってあげたりする姿が見られるようになってきます。中には食べる時も、少しひよこ組の子を意識したりする子も出てきます。
 おやつを食べ終えると自由遊びの時間になります。この時数名の子が、移行を見据えてりす組のお帰りの会に参加して、そのままりす組の部屋で過ごします。みんなに声をかけると収集つかなくなってしまうので、小さな声で色々な子へ一人一人声をかけていきます。「りす組さんで遊ぶ??」と声をかけると「うん!」とすぐに使っていたおもちゃを片付けりす組へ遊びに行けるという期待を抱く子や、「…いや」と反応悪くりす組へ不安を抱く子と反応は様々。りす組へ行くとお兄さんたちを見てしっかりお山座りをし、今までに見たことないくらい真剣な表情でお帰りの会に参加します。
 乳児組のちょうど真ん中の年齢のあひる組。下の年齢の子たちと関わることで年下の子をリードしてあげたり、責任感が芽生えたりしていきます。また、年下の子との関わりを褒められることで、自尊心を得て子どもの自信につながっていきます。上の年齢の子たちと関わることで、お兄さんお姉さんからの刺激を受け、なんでも挑戦しようとする気持ちが伸びていきます。
 これから移行も始まっていきます。そういった関わりの中で、あひる組の子たちそれぞれの成長発達を促していき、伸ばしていきたいと思います。

 

一柳 翔平

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