木月保育園のブログ「小さなもみじの物語」

「お団子作りから」(1歳児あひる組編)

2017.12.16

 冬の寒さを感じる時期になりました。その中で子ども達は元気よく遊んでいます。ある日の園庭で遊んでいる時の出来事です。
 子ども達は各々で好きな遊びをしていました。Aちゃんが「お団子作って」と私に話しかけてきたのでAちゃんと一緒に砂場でお団子を作りました。するとBちゃんとC君も「作って~」と言うのでお団子を作り、お皿に乗せて渡しました。お団子をもらった3人はテーブルでおままごと遊びが始まりました。お昼ご飯の時に歌う歌を歌い「いただきます」と言って食べ始めると他の友達も集まり、6人で食事をしたり、お店屋さんになって遊んでいました。
 今まではお皿やコップなど小道具を使って、日常のちょっとした行動をマネする「見立て遊び」でしたが、だんだんとお友達と一緒に遊ぶ「ごっこ遊び」に発展しています。何かの役割を演じる「ごっこ遊び」の中で子ども達は社会性を身に付けています。一人で遊ぶだけではなく、お友達と遊ぶことで相手の気持ちを感じたり、自分の気持ちを表現するために言葉や行動で伝えようと遊びの中から頑張っています。
 これからも子ども達と遊びの中でお手本になる様に介入して遊んでいき、子ども達一人ひとりが個性を出しながら、自発的に遊ぶ事ができる様にしていこうと思います。また生活の中からも力を伸ばせるようにしていこうと思います。

 

藤内 駿

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