木月保育園のブログ「小さなもみじの物語」

「憧れ」(2歳児りす組編)

2015.12.05

 寒い日も増えますます冬の足音が近づいてきていますが、りす組の子どもたちは元気いっぱいです!最近のりす組では幼児組に上がる練習として本格的な配膳が始まりました。今までは保育士が量の調節をしていましたが、現在ぞう組のお兄さん、お姉さんの力を借りてごはんと味噌汁以外はぞう組さんに配膳をしてもらっています。お兄さん、お姉さんの配膳している姿はかっこよく見えるようで毎回キラキラした目で見ています(笑)そのあとのお昼寝もお兄さん、お姉さんにトントンしてもらうのも楽しみなようで着替えもがんばっています♪
 また、先日幼児組のおかえりの会を見に行った時りす組子どもたちは、目を見開いて様子を見ていました(笑)それからお帰りの会でに上手に座れていない時に「2階のお兄さんお姉さんはどうやって座ってた?」と聞くと背中をピンとさせて上手に体育座りをします。
 子どもは、大人ではなくて少し年上の子に憧れ、真似をしたがります。そんな年下の子の存在が上の子に自信を持たせ、やさしくさせるのです。だからこそ子どもどうしの育ち合いが必要なのです。子どもは「物事を感じ、それを吸収する」能力に優れているのです。言葉にしなくても子どもは自然に自分たちが興味あることは吸収していつのまにか、自分のモノにしています。子どもたちは私たち大人が思う以上にいろいろなことを思い、考え、行動していて、日々成長する姿が見られます。 
 もうすぐ、幼児組での生活が始まります。カッコいいお兄さん、お姉さんになれるようにりす組の子どもたちもがんばります!!

 

阿部 梨絵

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