木月保育園のブログ「小さなもみじの物語」

「小さなお姉さん」(0歳児ひよこ組編)

2015.09.26

 ひよこ組の子どもたちが入園してから半年がたちました。最近子どもたちに益々驚くほどの成長を感じます。特にそう感じられるのが周りのお友達との関わりです。
 Aちゃんはクラスの中でも月齢が高い子です。Aちゃんは最近自分よりも小さいお友達が分かってきたようです!クラスの中でも月齢の低い友達Bちゃんにとっても優しく、自ら近付いていくようになりました。近付いていき、じーっと興味深げに見つめたり頭をなでたりしています。Bちゃんが転ぶと近付いて背中をさすったり、午睡のときには布団をかけてあげたりと気分はお姉さんです!
 以前までは同じくらいの月齢の近いお友達と手を繋いで歩いたり玩具の取り合いをするような関わりが多く見られていました。自分より小さいお友達を意識するようになったのはきっと,周りを見たり関わったりしている中で違いに気付いたのだと思います。実は、Aちゃんは月齢が高いこともありあひる組で過ごすことも多く、その集団の中では自分が一番小さくてあひる組のお友達に優しく接してもらう経験がありました。その経験があったからこそ、ひよこ組でも小さいお友達に優しく接してくれているのだと思います。
 入園当初は大人との関わりが中心だったひよこ組の子どもたち。そこから、同じクラスの友達との関わり、他クラスの友達との関わり、というようにどんどん世界を広げていっています。周りを見て様々な関わりをしていく中でお友達との関わり方を学んでいるようです。クラスもあっという間に残り半年となりました。その間にどんな関わりが見られるか楽しみです!!

広瀬 美穂

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