木月保育園のブログ「小さなもみじの物語」

「☆友達との関わり・遊び☆」(0歳児ひよこ組)

2015.02.21

2月の始めに、移行が行なわれました。各クラス、今までとは違う環境になり、子ども達はとても新鮮な気持ちで毎日過ごしています☆
ひよこ組の保育室もガラリと雰囲気が変わり、玩具なども今までとちょっと違うものになり、子ども達は毎日楽しく遊んでいます。数ある遊びの中で、ひよこ組の子ども達が一番好きな遊びは、おままごとです♪人形をベットに寝かせ、人形のお腹をポンポン優しく叩いている姿を見つけました。これは、午睡中、保育士が子ども達を寝かし付ける時に行なっているのを真似しているのかなと思いますが、とても可愛い姿でした。今までは、力の加減が出来ず、力いっぱい友達の手を引っ張ってしまったり、人形のことを強く叩いていたのに、優しく叩いてトントンしてあげていました。今では、保育士が間に入り、遊びを促していたのに比べ、今では子ども達だけで立派なごっこ遊びを展開させています♪一人遊びを楽しんでいた子ども達は、友達と遊ぶ楽しさを経験し、それを好むようになり、集団で遊ぶようになります。
先日、おままごとコーナーでAちゃんがいつもの様にテーブルいっぱいに皿を並べて遊んでいると、Bちゃんがやってきて、何も言わずに椅子に座りました。すると、AちゃんはBちゃんの前に皿やコップを置き、「Bちゃん、どーぞ!」と声を掛けていました。Bちゃんはとても嬉しそうに笑い、コップでジュースを飲む真似をしていました。その二人の様子を見ていた他の子達も椅子に座り始めました。気付くとおままごとコーナーには子ども達でいっぱいになっていました♪子ども達は友達の目を見て笑い合い、何やら会話もしているようでした。
時には、自分の気持ちを強く主張し、玩具を取り合ったり、相手を拒否する姿も見られます。そういったやりとりの中で、しぐさや単語・二語文を学び、気持ちを伝える力を身に付けていけるようになりますが、これは大人との関わりだけでは成長することは出来ず、子ども同士の関わりでこそ、経験し成長していけるのもだと思います。
ひよこ組の子ども達を見ていると、友だちと一緒に関わることの大切さ、素晴らしさを改めて感じることが出来ます☆これからの、子ども達の成長が楽しみになりますね♪

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伊藤 翠

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