木月保育園のブログ「小さなもみじの物語」

「友達と一緒に」(ひよこ組編) 

2014.07.26

 やっと梅雨も明けましたが、先月は室内や廊下を開放して遊ぶ日が多くありました。そして暑い日が多く子ども達が汗をかいた日はシャワーを行なっています。
 その中、室内でAちゃんとBちゃんが同じ玩具で遊ぶということがあります。今までは友達と同じ玩具で遊んでいる時はAちゃんが「これは私の物、私が使っているの」と主張するかの様に泣いていたり物を取ることが多く見られました。ところが先日、ダンボールで作った玩具入れにAちゃんがボールを入れるとBちゃんが取り出して、中身がないことを二人見たらBちゃんがボール入れAちゃんが取り出すという遊びをしていました。一度だけではなく何度もその遊びを行なっていました。
 今までは一人遊びが多く見られていましたが、月齢が高いこともあり並行遊びということが出来る様になりました。並行遊びは一人遊びをしていくようになると今度は少しずつ周りの子どもが行なっていることに興味や関心を示すようになります。そして友達がやっている遊びを自分もやるようになります。今回は相手の子どもがボールを置くまで待つというお互いを信じるというものを見ることが出来たと思いました。
 ひよこ組の子ども達は成長と共に遊びも変化していき成長していきます。なので、これからもこのような遊びがひよこ組の中で増えていくことが出来るように子ども同士の関わりを援助しつつ見守りながら、子ども達の関わりをサポートしていきたいと思っています。

 

藤内 駿

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