木月保育園のブログ「小さなもみじの物語」

『ハイハイハイスピード♪』(ひよこ組編)

2014.06.21

 梅雨に入り、室内で過ごす日が多くなりました。外に出られない日には、室内で身体を沢山動かして、体力を発散できるように、室内固定遊具の滑り台を使っています。3段ほどの階段があり、階段を上がると今度はトンネルがあり、その先に滑り台があるのですが、この遊具がひよこ組のお友だちは大好きです♪階段を上るのも、ハイハイで上がる子がいたり、掴まり立ちをしながら上ったりと、個々によって様々な姿が見られます。トンネルも、ハニートンネル(長さ2mくらいの布製のトンネル)で遊び慣れているので、余裕の表情でくぐって行きます♪最後の滑り台も、自分達で方向転換し、頭から滑らずに、お尻を下に向けて上手に滑ります♪みんなとても楽しそうに遊んでいます☆まだハイハイが難しいお友だちも、広い廊下でみんなに追いつこうと、ずり這いをして、色々な物を見上げて、楽しそうです♪この様に、ひよこ組のお友達はハイハイをする友達が多くなりました☆
 ハイハイがとても上手になってきたひよこ組のお友だちは、自分が興味のある場所へ自ら向かうようになりました。そんな子どもたちのハイハイスピードが一番速くなるのは給食の時間です♪保育士がエプロンを付けて「ご飯食べるよーおいでー♪」と声を掛けると、あの長いレストランまでの道のりを、目を輝かせながら、猛スピードハイハイで向かっています!!中には“あー♪んまっ♪”と声を出しながら進む子もいます♪一人歩きが出来るようになってきている子もいますが、まだ不安定さもあるので、歩くよりもハイハイの方が断然進む速度が速いことを、子どもたちも分かっているのか、一度つまずくとそのままハイハイで進んでいます(^_^)
 ハイハイは、手のひらを使い、手指の働きを力強くしてくれるので、手先の器用さに繋がります。また、足の蹴る力も強くなる為、内股歩きや外股歩きになりにくくなります。そして、床と親しむ機会も増え、転んだ時に咄嗟に手が前に出るなど、上半身や股関節の運動神経発達に欠かせない動作になります。その為、保育園ではハイハイという大切な時期を出来るだけ長く行えるように、活動の中や、日常生活の中でハイハイをする機会を作っています。子どもたちの無理のないように、必要な運動能力を楽しく育てていければと思っています。ご家庭でもハイハイして追いかけっこをする等、意識して取り入れてみてはいかがでしょうか。
 ハイハイ競争オススメです♪♪

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伊藤 翠

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