子どもはすごい!!
私は、常々赤ちゃんは科学では計り知れないほど素晴らしい能力を持っていると、赤ちゃんを見るたびに思っています。宇宙が誕生してから1秒間の間に、これから起きうるすべてのものがそろったといわれるように、人間は、生まれてから数年間の間に、これからの人生を生き抜いていくための能力を身につけていく準備がすべてそろう気がします。その準備されたものを、環境がどの様に引き出していくかが教育の課題であるのです。子ど
私は、常々赤ちゃんは科学では計り知れないほど素晴らしい能力を持っていると、赤ちゃんを見るたびに思っています。宇宙が誕生してから1秒間の間に、これから起きうるすべてのものがそろったといわれるように、人間は、生まれてから数年間の間に、これからの人生を生き抜いていくための能力を身につけていく準備がすべてそろう気がします。その準備されたものを、環境がどの様に引き出していくかが教育の課題であるのです。子ど
子どもにとっては、信頼している人にいつでも「見てもらっている」という意識も持つことが重要なのです。子どもにとって、ベースキャンプともいう安心基地が必要なのです。そばにいる人を見つめるのは、助けてくれということだけでなく、また、いちいちやっていいかを聞いているのではなく、ちゃんと見てくれているだろうか、もし何かあったらすぐに助けてくれるだろうかという確認なのです。その確認が取れると、脳内の報酬系が
あっという間に3ヶ月が経ち、新入園児からはずいぶん不安な表情が減り、その代わりに笑顔が多く見られるようになりました。初めは人見知りをいていた子達も、大勢の先生や子ども達と毎日触れ合っていく中で、「この人なら信頼して大丈夫!」という気持ちが芽生えてきたのでしょう。日々の子ども達の様子を見ていると、あちこちから子どもの視線を感じる時があります。そこで私は入園式で話した作戦・・・目で会話をするというこ
子守りという幼い女子が子どもをおんぶして子どもをあやしたというように、必ずしも実の母親だけが育児していたとは限りません。しかし、生まれたての赤ちゃんに授乳するのは、母親だけができる特権かと思えば、それも違うようです。赤ちゃんが生まれて初めて授乳するのは、同じ頃に出産し、すでに授乳中の女性に頼んで乳を与えていたようです。これを「乳付け」とか「乳合わせ」といっていました。それは、初めての乳を,すでに
入園から2カ月が経ち、どのクラスの子ども達も毎日楽しそうな笑顔が見られます。特にひよこ組では先生にしっかりと抱きかかえられながら、心地よさそうにミルクを飲む姿も見られます。まだまだ、生活習慣は安定していないので、仮眠をしている子や、ミルクを飲みながらスヤスヤと寝てしまう子もいますが、園での食事やミルクは子どもがおなかをすかせた時間に合わせて提供していますので、穏やかな気持ちで食事をとっています。
赤ちゃんを見ていると、いろいろなことをし始めています。それを過去、ずっと今まで私たちは受け継いできた。そして、私たちの人類という種をこのあとも受け継いでいくために、遺伝子的に多分いろいろなものを兼ね備えているのです。それぞれの生きものはすべてそうです。外国の名著で『利己的な遺伝子』という本があるのですが、そういう意味では非常に利己的です。自分たちを子孫に残すための遺伝子ですから、ある意味ではほ
4月に入園してはや1ヶ月。新入園児達もだいぶ園での生活に慣れてきたようです。まだまだ、慣れない子は数名、職員におんぶされながらあちこちを行きかっています。良く見ると、職員の背中にはすっかり慣れたようで、落ち着いて色々なものを観察しているように見えます。「先生は何をしているのかな?」「お兄ちゃんやお姉ちゃんはこんな遊びをしているのか」などしゃべりはしませんが、そんなことを考えているかのような表情
早稲田大学人間科学学術院教授の根ヶ山光一さんが、「発達行動学」の面から人間の子育ての特徴を言っています。「子育てを子別れとしてとらえるということは、愛や触れ合いで語られることの多い母子関係に「反発性」「分離」の意義を認めることである。」このような観点から子育てを語ることは、私は、少子時代では意識しなければならない気がします。ただ、私たちからすると「反発」という言葉は、そうしてもマイナスイメージ
世間ではあまり良いニュースはありませんが、暖かい春風の中、新しい年を迎えることが出来ました。この園長日記もおかげさまで4年目を迎ええることが出来ました。これからも子ども達の育ちを皆様にお伝えし、共に子育てを分かち合っていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。 さて、新入園児は慣れない環境に、皆そろって泣いてしまいます。それもそうです、今まで毎日お母さんの手の中で大切に守られてきたの
毎年行われているサッカー大会が先週行われました。今年は4試合に出る予定で、4試合それぞれ子ども達が話し合いチームを決めました。すると、その中には、全部の女の子が入っているチームや男の子だけのチームなど出来上がり、バランスは良いのか悪いのかは分からないのですが、子ども達は張り切って参加しました。 今年は雨や雪の影響で練習不足でしたが、正直なところ出るからには一度くらいは勝たせてあげたい、そんな祈