急に気温がぐんと上がり、ひよこ組のお友達もうっすら汗をかきながら遊んだり、ご飯を食べたりミルクを飲んだりそれぞれ保育園での生活を楽しんで送っています。梅雨も始まり、本格的な夏まであと少しですね。
木月保育園での夏の行事というと「盆踊り」があります。この盆踊りでは、子どもも職員も浴衣や甚平などの夏の装いで盆踊りを踊ったり、ぞう組さんの和太鼓が披露されたり、花火を見たりと、とても楽しい楽しい行事になっています。
今年の盆踊りも曲が決まり各クラスから盆踊りの曲が流れ始め、曲に合わせて踊る職員をみて子どもも一緒に踊る姿を見せてくれるようになり盆踊りモードになりつつあります。「ひよこ組さんはまだ踊るのは難しいから何もしていないんでしょ？？」と思っている方！そんなことはないですよ！ひよこ組さんでも6月から毎日のように盆踊りの曲をかけています。先日も、職員が踊っている姿を見せるとほとんどのお友達がじっと踊っている様子を見てくれます。楽しさが伝わっているのか、Aちゃんは手をたたき、B 君とCちゃんは体を前後左右に揺らしたり、D君は両腕を高く上げて盛り上げてくれたりもしてくれます。
さて、保育所保育指針には、保育における育ちの要素を5つに分類した「5領域」というものがあります。この5領域の中の1つである「環境」では「地域社会の伝統や文化に親しむ」という内容の記載があります。盆踊りは、日本の伝統文化の一つであり、私たち日本人の心に根付いている夏の行事の一つでもあります。まだ0歳児～1歳のひよこ組さんたちも、幻想的な提灯飾りや盆踊り独特のリズムや音楽や、楽しい雰囲気を楽しんでもらい、成長してからも、「保育園での盆踊りは楽しかったなぁ…」と良い思い出として心の片隅に置いて貰えるように楽しませていきたいと思います。
ひよこ組 田所 未帆
