木月保育園のブログ「小さなもみじの物語」

「みんなが困っちゃう」幼児組編

ぞう組がお泊まり保育で保育園にいない日、給食の準備中にきりん組のAくんから聞こえた言葉です。この日、ぞう組がお泊まり保育のため、うさぎ・きりん組だけで過ごしました。Aくんは今日お当番さんです。朝の会で職員から「今日はぞう組がいないけど、きりん組さん頑張ってね」とお話しがありました。さて、木月保育園の幼児組ではお当番さんのお仕事の一つに、『給食の準備』があります。①台拭きで机を拭く②ティッシュ、お花

「ひよこ組vsわくわくさん」0歳児ひよこ組編

先日、ひよこ組の壁面に新しくいたずらボードを設置しました。このボードには、子どもたちが思わず触りたくなるような仕掛けをいくつか施しました。ひもを引っ張る、クッションを押す、チャックを開ける/閉める、マジックテープを付ける/外す、といったギミックがあります。上記の仕掛けを触るには、指先の協調機能が必要になってきます。ひもの先についたチャームはどのくらいの力で摘めばいいのか、クッションはどのくらいの力

「1人遊びから広がる世界」1歳児あひる組編

雨が続く季節となってきました。体をたくさん動かしたい子どもたちはずっと室内にいると、走り回ったりテーブルに登ったりとどうにか体を動かそうとしますよね。保育園でも子どもたちが発散できるように廊下を使って滑り台や巧技台を使って遊んでいます。そんな中で誰かが走り回ると楽しそうなことに気づいて一緒になって走り回る子や、我関せずと1人で黙々と穴落としやブロックで遊び続ける子など様々な姿が見られます。それぞれ

「おしゃべりときもち」りす組編

今日はおしゃべりがとても盛んになってきたりす組(2歳児)から、「可愛いな」「そんなことが言えるんだ!」と成長を感じた場面をご紹介します。「せんせい」が「しぇんしぇ」になってしまう、たどたどしくも可愛らしいAくん。園庭でお友達とかけっこをしていると盛大に転んでしまいました。「大丈夫っ?!」と声をかけると、サッと立ち上がり「うん、だいじょうぶ!」と返してくれました。大人の話していることがわかって「うん

「大きくなぁれ!」幼児組編

爽やかな陽気で気持ちがいい季節となり、毎日虫探しに奮闘している子どもたち。誰かが虫を見つけ喜びの声が聞こえると、たちまち年齢の垣根を超えてあちらこちらから子どもたちが群がっていく姿は日々微笑ましく思います!そんなある日の園庭遊びでのことです。Aちゃんは、園庭で拾った実を握りしめ私のところに駆け寄ってきました。そして、「先生!これ実!見て!あそこで見つけたの!これ埋めてみる!」と訴えてきました。

「ふしぎだね!おもしろいね!」フリー編

5月とは思えない暑い日が続くと思えば、急に肌寒くなったり、バケツをひっくり返したような雨が降ったり…そんな天気の中でも、子ども達は元気に過ごしています。幼児組では、父の日・母の日に合わせて「カラーセロファン」を使った制作をしました。赤・青・黄色…薄いセロファンを、画用紙に貼っていくのですが、その制作をしている時に突然3歳児クラスのAちゃんが、「あれ!かげが違う!」と大発見!窓から差し込んで出来る影

「ハイハイは重要?」0歳児ひよこ組

0歳児クラスの子ども達が入園してから約1ヶ月が経ちました。最初は泣いていることがほとんどでしたが、少しずつ玩具で遊び始めたり、職員が読む絵本に興味を持ち始める様になってきました。今日はそんなひよこ組にいるAくんのお話をしたいと思います。Aくんも入園当初は泣くこともありましたが、徐々に泣く時間が減り玩具で遊んだり、お布団で午睡をしてくれるようになってきました。ある日、給食の時間になりレストランに移動

「かじやのかっちゃん」1歳児あひる組編

さわやかな風が心地よい季節になりました。1歳児クラスのあひる組では新年度を迎え新しいお友だち、職員との出会いから1ヵ月がたち、毎日一緒に過ごす事でお友だちや、職員の認識がより深くなってきました。それとともに慣れ保育では、スキンシップを多くとれることと遊びの中から友達や職員とのふれあう遊びを多く取り入れます。皆様は子どもが大好きな遊びをご存知ですか?1つはわらべうた(触れ合い遊び)です。特に乳児の場

「わ!いたよ~!」2歳児りす組編

進級から1ヵ月が経ち、新しい先生にも慣れ、お友だち同士で関わりながら遊ぶ姿がたくさんみられるりす組の子ども達。今回はたくさんあるエピソードの中から、春ならではの自然、生き物に関するお話をしたいと思います。 春になり暖かくなってきた園庭には様々な虫が見られるようになりました。りす組の子ども達も虫に興味津々で毎日あり探しに夢中!友達同士で木の根っこのあたりを真剣に見つめて、ありを見つけると、そう

「春の訪れと優しい気持ち」幼児組編

新年度が始まりまた一つ成長したみんなの姿に日々驚かされる毎日です。今日は春の訪れと子どもたちの好奇心から広がった優しいお話をしたいと思います。満開だった園庭の桜も見頃を終え、いつのまにか葉桜が顔を出していた夕方の園庭での出来事です。Aくんが私のところへやってきて「先生見て!」と見せてくれたバケツの中には小さな青虫さん。虫が大の苦手な私は腰を抜かすほど驚いてしまいましたが、春の訪れを感じながらAくん

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