木月保育園のブログ「小さなもみじの物語」

「小さな2人のお姉さん」りす組編

2022.06.06

GWが終わり新しいクラスでの園生活にも慣れて、落ち着いて登園できるお友達が増えてきましたね。今日は小さな2人のお姉さんたちのお話をしようと思います。AちゃんとBちゃんはお世話好きの優しいお姉さん。クラスの中でも月齢の低いお友達や困っているお友達がいると優しく教えてあげたり、声をかけてあげる姿がありました。2歳児のりす組は木月保育園では唯一、1つのお部屋で同年齢の子どもたちが過ごしていますが、園庭に出れば自分よりも小さいお友達も大きいお友達も遊んでいます。ある日の園庭遊びでのこと。大型遊具のトランポリンで遊んでいた2人はそこへやってきた1歳児あひる組のお友達がきたのに気がつき、一緒にジャンプして遊んでいました。少しすると大型遊具2階から幼児組のお兄さんが「今から降りるよ〜!危ないよ〜!」とアナウンス。そんな姿に気がついた2人はすぐさま近くにいたあひる組のお友達に「危ないよ、こっちだよ」とトランポリンの端に手を引いて連れていってくれていました。スペースが空いたトランポリンへ幼児組のお兄さんがダイブ!終わると「もう大丈夫だよ!」とまた手を引いてまた一緒にジャンプして遊んでいました。自分達も遊んでいたのにも関わらず周りにいる自分より小さいお友達を守ってあげようとする優しい気持ちにほっこりしました。

 

 

 

2歳児りす組は乳児クラスでは1番大きいお兄さんお姉さんですが、まだまだこれから年少さん。自分1人ではできないことや寂しくなり泣いてしまうことも沢山あります。ですが自分で出来ることの楽しさや挑戦したい気持ちが大きく芽生える年齢でもあります。悔しい思いをすること、思い通りにいかずイヤイヤと泣いてしまう場面も多々ありますが、保育園ならではの異年齢保育によって芽生える優しい思いもあるのかもしれませんね。今りす組では今回のAちゃんBちゃんの2人だけに限らず、園庭に出ると自分より小さなお友達に優しくする姿が多く見られるようになりました。今までみんながひよこ組やあひる組で過ごしていた時にりす組や幼児組のお兄さんお姉さんに優しくしてもらったことが心に残っているのかもしれませんね。優しい気持ちがつながっていくことが素敵だなと日々感じています。今しかないみんなの姿を見逃さず、小さなお姉さんやお兄さんとして頑張る姿も見守りながら過ごしていきたいと思います!りす組 鎌田

 

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