木月保育園のブログ「小さなもみじの物語」

「面白い絵本とは」幼児組編

2021.11.29

この写真の二人を見てください。いやー、とても集中して読んでいますね。どっぷり、絵本の世界に浸っております。とても素晴らしいですね。このように、子どもは絵本が大好きです。今の時代、色々な動画のコンテンツがあり、それはそれの良さがあると思いますが、動画ではない静止画としての絵本の世界もまだまだ人気です。木月保育園には、各ご家庭がお持ちの本よりかは、多くの本があると思っています。(保育園よりも多くの絵本を持っているご家庭があるとすれば、それはとてもすごいことだと思います!!)保育園にある絵本はどのように選ばれているかというと、先生たちが子どもたちに読んでもらい絵本、子どもたちと一緒に絵本の楽しさを味わいたい絵本などを選んで、用意しています。ちなみに、皆さんはどんな絵本が好きですか?どのような絵本を持っていますか?その持っている絵本はどのような基準で選びましたか?好きな絵本の理由は人それぞれだと思います。子どもたちもいろんな絵本を読み、多くの素敵な絵本に出会い、その中で、好きな絵本を見つけていって欲しいものですよね。子どもたちに良い絵本に出会って欲しいと思う親御さんはとても多いと思います。では、子どもにとって良い絵本とはどんな絵本なのでしょうか。全国学校図書館協議会では、子どもの読書活動の推進を図るためのさまざまな活動を行っており、1972年に絵本を評価する上での観点として「全国学校図書館協議会絵本選定基準」を制定しています。興味がある方は、ぜひ、調べて見て欲しいのですが、「よい絵本」とは、「たくさんの絵本の中から、子どもたちが育っていく中でせめてこれだけの絵本はぜひ読んでほしい」、という思いを込めて選んだ絵本になっているのです。

出典:公益社団法人 全国学校図書館協議会 https://www.j-sla.or.jp/recommend/yoiehon-top.html

このように、良い絵本は多くの絵本に関するエキスパートが選定してくれています。しかし、私が思う大事なことは、お父さんお母さんが子どもと一緒に読んで面白いと感じる絵本を選ぶことだと思います。実際に、読んでみてご自身が面白いと思った本は、何度も読むと思います。もし、子どもが面白くないと言っても、お父さんお母さんが何度も読んでいれば、「ヘェ〜、ソンナニヨンデルナラヨンデミヨッカナ」となるかもしれません。

 

 

今、本屋さんの絵本コーナーでは、とても面白い絵本がわかりやすく陳列されています。ぜひ、本屋さんに足を運んで、子どもと一緒に絵本を選び、絵本を通して素敵な親子の時間を過ごせるととても良いですね。幼児組 宮川

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