木月保育園のブログ「小さなもみじの物語」

「おともだちの真似っこ」0歳児ひよこ組編

2021.08.16

雲ひとつない青空と賑やかな蝉の声に、夏本番を感じるこの頃。ひよこ組の子どもたちは、水遊びや氷遊びなど、夏ならではの遊びを楽しんでいます。さて、私は5月に子どもが職員の真似をしてラックを押してくれた子どもの様子をブログに載せたのですが、7月になり、「あ!これは5月のブログの延長として面白いのでは!」と思った出来事がありました。なので、今回はそのことについてお話したいと思います。ある日のこと、Aちゃんが赤いボールのおもちゃを持ってロッカーにはめるという遊びをしていました。

 

 

 

実はこのロッカー職員がマグネットを当てて鍵を開けるものになっているんです。なので、私はAちゃんの姿みて「あ、先生の真似をしているのかな?」と思いました。しばらくそのまま子どもの様子を見ていると、Aちゃんのやっていることを近くで見ていたBちゃんの姿が。また、そのまま見ていると、Aちゃんがその場を去った後、BちゃんはAちゃんと同じように赤いボールをロッカーにはめて遊びはじめたのです!

 

 

 

 

私は「お友達の真似っこをしてる!すごい!」と感心してしまいました。お友達のやっていることを真似する、というのはお友達の存在を認識しているからこそ見られる姿なのです。集団の中で遊んだり生活をして過ごすことで「真似る」から「学ぶ」への力をつけているのですね。とても子どもの成長を感じた場面でした。0歳児担任になり、子どもたちの成長の速さに驚くばかりな毎日ですが、ひとつひとつ受け止め、共感しながら過ごしていきたいと改めて思いました。 ひよこ組 川上 雪乃

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