木月保育園のブログ「小さなもみじの物語」

「遊びの天才!あひる組」1歳児あひる組編

2020.01.20

 

 

 

 

 

 

 

今回はあひる組のお部屋でのエピソードをお話したいと思います。

0歳児のひよこ組と1歳児のあひる組は通年異年齢保育をおこなっています。子ども達は一緒に過ごす事は慣れていますが、遅番の時間に担任がいなくなってしまった姿をみてひよこ組のAちゃんは急に泣き始めてしまいました。そばにいたあひる組のBちゃんはAちゃんが心配になりそばにいき「いいこ!いいこ!」をし始めたのです。私はBちゃんに「Aちゃんと一緒に手遊びしよっか!」と誘いAちゃんを膝の上にのせて手を握って3人で一緒に遊び始めたのです。そんな関りの中で、Aちゃんが笑ってくれると嬉しくなったBちゃんは「もう一回!」とリクエスト。3人で楽しむことが出来始めたのです。そんな3人の楽しんでいる様子を見て他の子ども達も周りに集まってきてみんなで手遊びを楽しみはじめると、Aちゃんは保育士の膝から降り、集まってきたお友達の中に入り始め、泣いていたAちゃんが嘘だったようにお友達の中に入って一緒に楽しみ始めたのです。

手遊びや模倣遊びは声を聞きふりを真似することで「聴く・見る・動かす」3つの機能を同時に行い、楽しさはより脳を活性化させるそうです。子ども達は色々な事に興味や関心を持ち自分の気持ちや欲求を出し合い、様々な遊びを作り上げていきます。子ども達は遊びの天才!お友達同士で一緒に行う事で遊びの幅がどんどん広がって楽しさも大きくなっていきます。一緒に行っていた手遊びが子ども達の物になっていく…そんな様子に関心します。まさしく「遊びの天才!」です。そんな子ども達とこれからも沢山の遊びを提供しながら楽しんでいきたいと思います。                                                                             あひる組 齋藤 操

 

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