木月保育園のブログ「小さなもみじの物語」

「遊び=学び」                     1歳児あひる組編        

2019.04.15

新しく10名のお友だちを迎え、新年度がスタートしました。泣いている子がいると、「だいじょぶ?(大丈夫)」と声を掛けたり、そっと頭を撫でてあげたりと、とっても優しい子が多いあひる組さん。新しいお友だちが増え、どんなクラスになっていくのか今からとても楽しみです。

先日、在園児の12名のお友だちは進級祝いで始めて日吉公園までお散歩に行きました。日吉公園は、原っぱに行くまでに長い坂を登らなければいけません。私の上まで行けるかな?という心配も余所に子どもたちは、先に歩く保育士の後を追って満面の笑みで駆け上がっていきました。桜の下で進級おめでとうのメダルを受け取ると、待ちに待った自由遊び。見るもの全てが新鮮で楽しくて仕方がない様子の子どもたち。探索したり、原っぱを思い切り駆け回ったり、石や葉っぱを見つけたり各々好きな遊びを見つけ、夢中になって遊ぶ姿が見られました。

子どもはこのように自発的に楽しく遊ぶ中で、「走る」「跳ぶ」「登る」「転がる」「くぐる」など、幼少期に身につけるべき “動き” を経験していきます。それらの動きをたくさん経験することで、体の筋肉がバランス良く鍛えられるとともに、心肺機能や骨の形成などの発達にも良い影響があると言われています。また、一歩外へ出るだけで、四季折々の草花や虫などに出会えたり、風を感じたり、五感を刺激する要素が溢れています。「人間」として大切なたくさんのことを教えてくれる外遊び。これからもたくさん取り入れて、子どもたちと共に楽しんでいきたいと思います。

あひる組   根岸 佑実

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