木月保育園のブログ「小さなもみじの物語」

「お友達と関わるの好きだよ」(1歳児あひる組編)

2017.04.15

 新しく12名のお友達が増えて新年度が始まりました。子どもたちの元気な姿も倍増して今から子どもたちの成長していく姿が楽しみです。最近の子どもたちはお友達と関わる事が大好きな様で、ギューっと抱き合ったり、泣いている子がいると頭を撫でてあげる子いたりと様々な姿が見られます。

 ある日の出来事です。A君とBちゃんが仲良くままごとで遊んでいるとCちゃんがA君の使っていたお皿を取ってしました。するとBちゃんが「あ~A君の取っちゃった」と言いながら職員の方を見て助けを求めていました。職員がCちゃんに声を掛けているとBちゃんはA君に違うお皿を渡していました。Cちゃんがお皿を返そうとしてA君の処へ行くと、すでに遊んでいたので自分で使うことにして、お皿を机に置きました。置いたと同時にCちゃんがA君の頭を撫でて「めんね~」と言って3人で仲良く遊びました。

 子どもたちは言葉が増えて上手にお喋りできる子が増えてきました。また見よう見まねで職員の対応を真似する子も多くなりました。発語には段階があり、喃語→1語文→2語文と進んでいきます。話す時期に個人差はありますが、どの子も感情や思いを伝えようと一生懸命話そうとしています。発語の発達には子どもへの声掛けが刺激になって言葉が出てきます。周りの人の声を聞いて真似するなどがあります。そこで良い刺激になるのが、絵本です。言葉と物が一致しやすくなり、子ども達は自然と真似しながら言葉を話す様になっていきます。

 これからも子どもたちの為に沢山の声掛けをしたり、絵本などを通して、より成長していく事ができる様に関わり子どもたちの見本になっていきます。

藤内 駿

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