木月保育園のブログ「小さなもみじの物語」

「楽しい夏の遊び」(2歳児りす組編)

2016.09.10

 りす組ではプール遊びの他に泥んこ遊びや色水遊びをしました!今日は泥んこ遊びでのエピソードを…♪
 どれだけ汚れてもいいようにお着替えを済ませ、普段何気なく遊んでいるお砂場へ。お水がたっぷり入ったお砂場。いつもと違う姿に戸惑っている子もいました。『今日はどれだけ汚れてもいいよ!お洋服が汚れても大丈夫だから、たくさん遊んでね!!』と子どもたちに声を掛け、いざ泥んこ遊び♪『わ~~いo(*゚▽゚*)o』と目を輝かせ、全身の汚れなど少しも感じさせずにあそび出す子もいれば、恐る恐る足を入れ、感触を確かめている子、控えめだけどあの独特な泥んこの感触を楽しみ出す子など、様々な姿が見られました。最初は控えめだったり、恐る恐るの子も、大胆に遊んでいるお友達を見て『あっ、汚れてもいいんだ、こんなに楽しいんだ♪』と感じた子が多く、数分もすると全員で足踏みをし、足の裏で感触を楽しんでいました(*^_^*)
 Aくんは足を踏み入れた瞬間からすでに泥遊びの虜!『さち先生見て見て~!今ね、お山作ってるの♪』と教えてくれたり、型はめを楽しんでいました。お友達とお山作り・川作りをその後楽しんでいました。Bちゃんは長座して座り、自分の足に泥を掛けていたので、『なにしてるの?』と声を掛けると『今ね、お風呂に入ってるの♪気持ちいいんだょ~♪』と終始足にかけたり、腕にかけたりとまるで泥パックでしたΣ(⊙ω⊙)『さち先生もお風呂入ろうよ~♪』とお誘いを受けたので、一緒に足パックを楽しみました(*^_^*)その後は皆様想像通り、素晴らしい姿になっていました(笑)
 最近はお砂場でもスモックを着たりと汚れを気にしているご家庭も多く感じます。確かに今、ゴミが簡単に捨てられており、体に害があるもの、触って欲しくない物が子どもたちの身近にもあふれています。しかし、昔から身近にある泥んこや砂での遊びに触れることで、子どもたちの未知なる感性を開く道筋になります。1粒1粒はとても小さな砂…ただ砂があるというだけのお砂場でも、子どもたちは創造力を働かせ、様々なものを作ります。砂に水を混ぜて砂の性質や状態に関わる遊びをするようになり、ごっこ遊びや砂山作りなどへと発展していきます。砂でプリンを作るために自分で考え、試しと試行錯誤を繰り返していく中で、色々な発見がある砂遊び。自分が遊びの中で発見した体験が学びへと繋がっていくのです。
 砂で汚れてしまって洗濯が…とついつい考えてしまいますが、今しか出来ない大胆なほどの砂遊び、是非お子さんと楽しんでみてはいかがでしょうか(*^_^*)

 

豊田幸代

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