木月保育園のブログ「小さなもみじの物語」

「ひとりで できるよ!」(2歳児りす組編)

2015.07.11

 蒸し暑かったり 肌寒かったりするこの季節。手足口病が少し流行ったりす組ですが、みんな元気に「先生 おはよう!」と、言って登園してきてくれます。お天気の日が多い今の時期。園庭遊び,散歩と、外へ出る機会が増えています。
 帽子をかぶり 靴、靴下を持ってテラスまたは玄関へ。みんなが靴下を履いていると…Aくん「できなーい!」。Bくん「やってー!!」と、言う声が…靴下を足先に入れて履こうとするのですが なかなか上手く入らず悪戦苦闘。Aくんの靴下はちょっときつめ。Bくんの靴下はちょっと長め。ふたり共、引っ張り上げるのに力が少し足らず。ちょっとだけ手をかして一緒に履くと履けるので 保護者の方に履きやすい靴下をお願いしたところAくんもBくんも足先に靴下を入れ引っ張り上げると スルスルスル~と履け、とっても嬉しそうな笑顔。履けた時のあの笑顔は自信に満ち溢れていました。
 少しづつ いろんな事が出来てくると自信がつき自立への階段の一歩となります。自身がもてる様になると、いろんな事を自主的にする様になります。その自主性を大人や友達との間で妨げられたりすると、かんしゃくを起こしたり反抗したりすることもあります。そういう時、言葉で相手に伝えられる事が出来るように、見守り応援しポイントポイントで手をかし、いろんな事にチャレンジしたくさんの自信をつけていける様にこれからも関わり、指導していきたいです。
 履けた時の「先生できたー!!」と、言って走って見せに来てくれたAくんBくんのあの笑顔 忘れられません!

 

藤田 由紀

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