木月保育園のブログ「小さなもみじの物語」

「これなーんだ!?」(りす組編)

2013.06.09

 りす組に進級して2ヶ月が経ちました。
 天気の良い日はお散歩に行ったり、園庭でだんご虫や蟻を探したり、走り回ったりと元気いっぱいに身体を動かしているりす組さんです。
 毎日たくさん動いて、お腹もペコペコ。 そして、待ちに待った給食の時間です。

 「これなーんだ!?」給食に入っている野菜をお箸でつまんで見せると、「きゅうり!!」「人参!!」と子どもたちが答えてくれます。
 何の食材かわからない時には「お野菜!!」と言ったり、「うーんと、お餅!」とこちらが予期せぬ答えの時も・・・(笑)
 「これなーんだ!?」と今度は子どもたちの番。スプーンに食材を取り、保育士と同じようにクイズを出し、「お豆腐!」「正解~♪」とやりとりを楽しんでいます。

 先日の給食の時間。メニューはツナサラダ。サラダの中にはアスパラが入っていました。
 あまり見慣れない食材に、食が進まないAちゃん。
Aちゃんと同じテーブルに座っていたBちゃんが「これなーんだ!?」と質問。「アスパラだよ」と私が言うと、「アスパラ??」と言い・・・
 「おいしいよ」と言いながら私が食べてみせると、Bちゃんもためらいながらもパクッ!!
「すごいね、Bちゃん。おいしいでしょ?」と言うと、それを見ていたAちゃんも「これ、なーんだ!?」
「アスパラ!!」と私とBちゃんが答えると、Aちゃんもパクッ!!
「Aちゃん、すごいね~♪」とBちゃんにも褒められ、嬉しそうなAちゃん。「見てー、ピカピカ!!」と全部キレイに食べていました。
苦手な物を食べたお友だちに「すごいね、食べられたね」と言うと、まわりのお友だちも「食べられたね!」「すごいね!!」と一緒に褒めてくれたり、それを見て「先生、見て!食べた!!」と頑張って苦手な物にチャレンジするお友だちもいます。

お友だちと一緒に食事をとることで、楽しみながら食事のマナーや食材についての関心が高くなったり、苦手な食材にチャレンジする意欲が出るようですね。やっぱり食事は一人で食べるよりも、みんなで楽しく食べるのが1番ですよね♪

  早野 恵美

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