乳幼児教育

画像を準備中です。

遊びの意味

 いろいろな本には、子どもの遊びを分類して整理してあるものが多く見られます。たとえば、「運動遊び」とか「感覚遊び」などです。しかし、私は、いろいろな提言の中で、「日本冒険遊び場づくり協会」の宣言が好きです。そこには、「遊び」についての重要な基本が書かれているからです。    「遊びは、子どもにとって生きることそのものです。子どもは、自然環境の中で遊び、たっぷりと五感を使ってさまざまなことに興味を持

画像を準備中です。

遊びの「楽しみ」・「空想性」・「模倣性」

   先日、「伝承遊び」の会がありました。保護者の方やおばあちゃんにも来ていただき、盛大に開催されました。子ども達も普段あまりやったことのない遊びを教わりながら、色々なコーナーを回って楽しみました。段々と慣れてくると今度はぞう組やきりん組の子が先生となってうさぎ・りす組の子に教える姿も見られるようになってきました。    もともと伝承遊びは子どもから子どもへと受け継がれてきたものが現在に残ってきた

画像を準備中です。

子どもの遊び

古代では、まだ親の庇護のもとにあるころは別ですが、離乳をすると、子どもは親からは放っておかれていたでしょう。ですから、特に仕事が与えられないころは、子どもたちは自分たちでいろいろなことをして過ごしたことでしょう。毎日は、子どもたちにとっての「遊び」をしていたでしょう。しかし、それは、大人にとって、仕事を邪魔されない限り、なにをしていようが特に興味はなかったのかもしれません。もちろん、そのころの遊び

画像を準備中です。

大人の遊び

 最近、幼児組のお部屋をのぞくと、移行してきたりす組の子と、慣れ親しんだ幼児組の子ども達が一緒に遊んでいます。今まで流行っていたカプラやスカリーといった積み木遊びやおままごとはもちろん人気ですが、更に、ボーリング屋さん遊びや新しい手作りすごろくも加わり、正月遊びも徐々に盛り上がってきています。一つ一つの遊びも日々進化を遂げ、子どもの自由な発想力や創造力にはいつも驚かされます。  子どもの頃「遊んで

画像を準備中です。

音楽表現

東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科の山根直人氏は、「赤ちゃん学カフェ2」という雑誌の中で、「乳児の音楽性」について最近の研究を紹介しています。 赤ちゃんは、お父さんやお母さんが語りかけるように歌って聞かせるのを好むように、保育園でも、自然な歌いかけを赤ちゃんは求めています。同時に、何か身近なものをたたいたり、触れたりして音楽を創り出したりする身近な音そのものも求めているようです。最近は乳児のお

画像を準備中です。

音楽との出会い

   この時期になると毎年、普段以上に歌や楽器、メロディが各クラスから聞こえるようになります。生活発表会を意識した活動が増えてくるからです。基本的には、子ども達が興味を示しているものや得意なことをお見せできるようにしていますので、特別な練習をするというよりは、今までやってきたことの形を整理して、更に楽しみながら行えるように保育の中に取り入れています。どのクラスの子ども達も生き生きとした表情で行って

画像を準備中です。

発達の順序性

 乳幼児教育においてとても大切なことは「発達」を促し、助長することであることは周知のことですが、発達といってもよくわからないことがあります。それは、人間は、他の生き物に比べて非常に複雑であり、その複雑さを人間の力だけで解明できるはずはないからです。しかし、人間は、その複雑さをきちんと整理しながら、いろいろなことを獲得していきます。その獲得していく過程において、何が助長し、促すのか、また、人間は、自

画像を準備中です。

発達の連続性

   肌寒い風が園庭を通り抜け、秋本番の今日この頃です。外遊びにはもってこいの日が続き、元気に園庭で遊ぶ姿が見られます。運動会が終わってもうすぐ1か月になろうとしていますが、子ども達は運動会と同じものを用意してあげると、以前出来なかったことが楽々と出来るようになっている子を何人も見ます。一見、どうして運動会までにもう少し頑張らなかったのか?という保護者の方もいるかと思いますが、子ども達の中では目に

画像を準備中です。

世界の睡眠時間

 「Society at a Glance 2009: OECD Social Indicators」という書籍が、英語版ですが日本でも販売されています。この書籍は、 OECD諸国の国民生活のついてのデータが掲載されていますが、そのなかに、睡眠時間について各国を比較したグラフが掲載されています。それを見ると、各国の睡眠時間はけっこう差があります。人間は、概ね必要な睡眠時間は同じようだと思うのですが

画像を準備中です。

生活習慣

   アッという間に5か月が過ぎ、子ども達も園生活に慣れ、どの子も笑顔で過ごせるようになりました。生活習慣も園での決まった流れで過ごせるようになってきました。午睡の時間もだいぶ長くなってきて、お昼寝明けの子ども達の表情はスッキリとしています。 生活習慣が整ってくると、個々の活動が充実してきます。0歳や1歳の子ども達を見ていると、遊びが充実してきているように思います。自分の興味があるものを探し、見つ

top