木月保育園のブログ「小さなもみじの物語」

「ポットンポットン」(0歳児ひよこ組編)

2018.09.22

 朝夕の空の色や肌を触れる風に、どことなく季節の移り変わりを感じる頃となりました。入園して6ヶ月たつひよこ組の子どもたち。この6ヶ月で沢山のことができるようになりました。その中でひよこ組のみんながはまっているものを紹介したいと思います!
 木月保育園では、子どもたちの発達に合わせて、手作りおもちゃを作っています。その中でも今1番人気なのが「穴落とし」です。プラスチックの食品保存容器に穴をあけ、その中にポットンポットンとペットボトルの蓋や小判形の札、チェーンなどを入れていく通称「ポットン落とし」です!入れる素材のギリギリのサイズに穴をあけてあるので、子どもたちはポットン落としに集中して遊び込んでいます。ポットン落としは、指先や手首の発達にもなります。指でつまんで穴まで持っていき、手を離す。素材によって向きを変える必要のあるもや、チェーンなどは持つ場所を考えたり、ユラユラと動くので両手を使ったりと目で見て、手を動かして、どうしたら入るのかと頭も使います。

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 指先の発達は、子どもたちにとって大切なことです。着脱や、ご飯を食べる時、小さなものをつまむ時、絵本をめくる時など、どれも日常生活を送る上で必要な動作ばかりです。最初からボタンを留める練習、スプーンの練習などと訓練的にやっても子どもが辛いですよね。楽しい遊びの中で指先をよく動かす経験、そして「できた」「もっとしたい」と自信と意欲も湧いてきます。
 ひよこ組のお部屋では、ポットンと穴に入ると「あー!」「おー!」パチパチパチと拍手喝采です♪
 そんな、大成長真っ最中の木月保育園のひよこ組さん。木月保育園では10月に運動会があります。10月にはどんな事が出来るようになってるかな?保育士も子どもたちもドキドキワクワクです!これからも、子ども一人ひとりの発達にあった楽しい遊びたくさん提供していきたいと思います!

 

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村田  碧

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